ラッキーいとうの「お気楽サンデー」ブログ

たんなん夢レディオで毎月第4日曜日に放送の「お気楽サンデー」の記録です。次回放送は9月26日です。(12:00~13:00)です。

全国の温泉めぐり200ヶ所超え、越前市の前田さん

温泉の魅力は、ゆったり、露天、観光、贅沢気分

2月28日放送のラッキーいとうの「お気楽サンデー」は、全国の温泉めぐり200~300箇所という越前市の前田達夫さんをゲストに迎え、前半は第29回を迎えた第一生命主催の「サラリーマン川柳」で大笑いし、後半は全国の温泉あれこれ、温泉の魅力などで盛り上がりました。

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前田さんの主なお話は下記のとおりでした。

  • きっかけは20年前に見た温泉めぐりのテレビ番組。そのときに紹介された岐阜県大白川温泉に行き、昼にゆったりと景色の良いところで体全体が解放されるという温泉の贅沢な気分に魅了されてしまった。それからというもの全国の温泉200~300箇所を回っている。
  • 温泉入浴では、旅館に着いたとき、食事前、食事後、就寝前、早朝と5回くらい浸かる。JRのフルムーン温泉ポスターで有名になった群馬の「法師温泉」に行った際は、それまではカラスの行水のようだった同行者も、初めて何回も入ったと興奮していたこともある。宿泊しても一回だけではもったいない。
  • 日本中の温泉は1000箇所あまりとも聞くが、県別では北海道、長野、大分かなと感じている。温泉施設が多いのは長野から北関東、東北ではないかと思う。温泉の定義は、湧き出た所で25度で成分が一定程度あれば認められる。冷泉と呼ばれるところは13度くらいの所がある。
  • 温泉の色もいろいろで、一番多いのは無色透明だが、鉄分を含んだ赤茶けた湯、白濁の湯、青色の湯などがある。効能は疲労回復や神経痛というのが一般的だが、皮膚病に効いたり、免疫を高めるという特別の温泉もある。由布院の「庄屋の館」では青色の湯に入れた。
  • 温泉が滝のように落ちている所では滝つぼの中に浸かることもあった。和歌山の川湯温泉は、冬の季節限定で川に登場する広大な大露天風呂「仙人風呂」がすごいスケールだった。
  • 印象深いのは、最寄り駅から60kmもある北海道の「トムラウシ温泉」の国民宿舎で駅まで送迎してもらったこと。山形の「銀山温泉」は木造四階建ての川沿いの情緒ある旅館は何回も訪れたいところ。偶然に訪れた鹿児島指宿近くの「たまて箱温泉」は近くに開聞岳、海、山水画のような山景色が露天風呂から望まれて素晴らしかった。
  • どうしても行ってみたいのは、長野の洞窟温泉「仙仁温泉」で、ここは洞窟が奥行き30メートルくらいある温泉と聞いている。常に満員で予約がとれないので困っている。
  • 最近は有名温泉でも、宿泊なしの日帰りで利用できる所が多くなっているので、誰でも気軽にできる温泉めぐりをお勧めしたい。

 

今年から「山の日」スタート。ゲストは「上杉登山隊」の上杉徹さん

山の魅力、まずは登ってこそ味わえる
満天の星空、高山の花々、ビールも旨い !!

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今年最初のラッキーいとうの「お気楽サンデー」は1月24日に放送され、ゲストに「上杉登山隊」の隊長である上杉徹さんを迎えて、今年からスタートする国民の祝日「山の日」や、上杉隊の登山活動、山の魅力などが語られました。

また、「季節のたより」コーナーでは福井市を中心に行われている風習「1月25日の初天神の日に焼かれいを飾る」という話題が紹介されました。

上杉徹さんの登山などの話では主に下記のようなことが話されました。

  • 今年から国民の祝日として制定された「山の日」は8月11日となった。その法律の中では「山に親しむ機会を得て、山の恩恵に感謝する」とされている。
  • 日本の「山の定義」は高さが条件ではなく、市町村が山として認めれば、国土地理院はそのまま掲載するとのこと、最も低い山としては、3メートルとか6メートルの山がある。
  • 「上杉登山隊」は山が好きなメンバー20人くらい、小学生から70代の幅広い人たちのグループで20年前に発足した。2000mクラスの山には夏に登り、近くの山には随時登っている。登山は年代を問わずに楽しむことができる。
  • 富士山にも登ったが、かなり厳しいものだった。仲間の中で高山病にかかる者もいて、何人かは途中から登れなかった。一泊しての登山だったが夜中に満点の星空を眺め、目の前を点滅して走る流れ星はとてもきれいだった。
  • 白山は4.5時間、立山剣岳への縦走コースもある。日本百名山の中では北海道の「利尻山」など19山に登っている。それぞれの山の魅力と味わいがある。
  • 色んな高山植物雷鳥カモシカなどの生物、景色などとの出会い、山の魅力は一言では表せない。これまでの思い出としては、山小屋に泊まって雨の後に出た虹の景色、長野の蝶ケ岳の小屋から下界の町で打ち上げられている花火が小さくてすごく美しかったことなど特別の記憶がある。
  • 新潟と福島県境の「尾瀬」もいいところだと思う。ニツコウキスゲなどの花々と木道のハイキングは人気がある。でも福島原発事故の後は人が少なかった。
  • 丹南の山では、日野山、鬼が嶽、三里山、冠山、ホノケ山などがお勧め。県内では、敦賀の岩籠山、奥越の赤兎山、取立山、三ノ峰、刈込池などがお勧め。
  • ぜひ多くの人が山に登って楽しんでほしい。山小屋で見る星空はとても近くて美しい。雲海に自分の影が映るブロッケン現象もすばらしい。可憐な花々などの高山植物も自分の目で確かめてほしい。そして山で飲むビールの味は格別です。

 

「デフ フットサル」日本代表選手の山森さんがゲスト

耳が聞こえなくても、楽しくプレイ 
4年に一度の「デフ フットサル」ワールドカップにも出場
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12月27日の、ラッキーいとうの「お気楽サンデー」は、ゲストに鯖江市在住で「デフ フットサル」日本代表選手の山森裕介さんと、友人の中出幸司さんを迎えての放送でした。(写真:左が山森さん、右が中出さん)

耳が不自由という山森さんは、ラッキーいとうの唇の動きやメモを確かめながらフットサル競技のことなどを楽しく語りました。また、番組後半では「2015今年のヒット商品」の話題で大笑いし盛り上がりました。

お二人の主なお話は下記のとおりでした。

  • 「デフ フットサル」の競技は、耳が聞こえない人たちによるサッカーに似た競技で、体育館などの屋内で5人の選手がゴールをめざしてたたかい、交代選手は7人ほど。2~3分ごとに交代しながらゲームをする。守備も攻撃も同時なので相当に疲れる。
  • 試合時間は、前半20分、後半20分で合わせて40分で1試合となる。イエローカードやレッドカードもある。サッカーは途中で試合を止めないが、フットサルの場合は違反があった際などプレーが止まったときは、時間を止めて試合をする。 
  • 日本ではまだ知名度は低いが「デフ サッカー。デフ フットサル」の地域ごとの組織が北海道、東日本、西日本、九州などにあり、「日本ろう者サッカー協会」が組織されている。また視覚や肢体不自由な人たちのサッカー関係者もふくめた組織の連携も始まっている。
  • 二人は小学校のときからサッカーをやっていたが、山森さんは大学のときにフットサルに誘われて始めた。中出さんは今も高校でサッカーの指導をしている。そこには山森さんも呼んで一緒にやっている。また今も地元のサッカーチームに入っているがプレーの中では聴覚の問題は何も感じずスムーズに試合をしている。
  • デフ フットサルの世界大会は、4年に一度のワールドカップやアジア大会などがあり、今年4月に日本代表選手として選出され、10月に初国際大会を経験した。10月のアジア大会では台湾でアラブ首長国連邦などの中東諸国と対戦し、11月のデフワールドカップではタイで地域予選を勝ち上がった世界強国と世界一をかけて争った。
  • 悩みとしては、世界大会や国内での合宿も含めて協会などの財政支援が薄く、ほとんど自己負担というのが厳しい。今後はデフ フットサルを応援するサポーターを募集することになったので、バンド購入でのサポーターに多くの人がなってほしい
  • 世界大会に当たっては、小学校の同級生によるサプライズ激励会があったり、越前市役所の職場の仲間がカンパしてくれたりで嬉しかった。
  • デフ フツトサルをやっていて、日本代表選手として初出場できたり、世界大会で初めてゴールを決めたりしたときは、とても嬉しかった。これからも体を鍛えて練習し、4年後のワールドカップに出られるように頑張りたい。

 

jdfa.jp

 

越前市の女性消防団「式部さくら分団」活躍中!!

南越消防組合は越前市・池田町・南越前町で構成
南越消防組合には3消防署と2分署。消防団は32分団。

11月22日放送のラッキーいとうの「お気楽サンデー」は、最初に2015流行語大賞の話題で今年を振り返りました。その後、ゲストに迎えた南越消防組合・中消防署の高橋さんと、越前市消防団「式部さくら分団」の片岡分団長、稲葉副分団長から、消防や救急の状況、女性消防団としての活動などをお伺いしました。

火災時には、ポンプ車と水槽車がセット、3消防署から5台が出動
救急車には救命士、ハシゴ車は30m、クレーン付救急工作車など装備

中消防署の高橋さんからは主に次のようなことが語られました。

  • 南越消防組合は、越前市、池田町、南越前町で構成されており、中署、東署、南署の3消防署と、河野、池田に分署がある。越前市関係では日野川の西側の地域を中署、東側の地域を東署が担当している。南越前町は南署と河野分署、池田町は東署と池田分署の担当となる。管轄は区分されているが消防組合全体で対応している。
  • 地域の消防団は、越前市が18分団、南越前町が10分団、池田町が4分団ある。各町内会や集落には自警消防隊も作られていて、地域住民の皆さんの協力のもとに消防の活動が行われている。
  • 消防の装備としては、ポンプ車、水槽車、ハシゴ車、レスキュー.救急工作車、救急車、後方支援をするバス型大型車、一般車両などがあり、それぞれの現場や活動にあわせて出動している。ハシゴ車は30mで市内で最も高い建物への対応をしている。
  • 火災の場合、第一は人命優先とし、水利の確保、効果的な消火体制などで被災拡大を防ぐ体制になっている。
  • 救急車は3名体制で常に救急救命士が配置されている。救急車を呼ぶ場合は、正確な場所、どのような事故か、事故の内容、怪我などの状況を知らせてほしい。火災の場合も同じであり、消防署の地図システムで確認して速やかな対応ができる。
  • 今年の火災は現在時点で21件、焚き火の拡大が火事につながっているケースが多い。亡くなっている方はいない。これから冬の季節に入るが、暖房器具や調理器具などの取り扱いに特に注意してほしい。  

越前市の女性消防団「式部さくら分団」10月に発足
団員30名 救命講習・火災予防・菊花マラソンでの啓発など大活躍

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番組後半では、越前市消防団「式部さくら分団」の片岡分団長と稲葉副分団長から主に次のようなことが語られました。(左が片岡さん、右が稲葉さん)

  • 「式部さくら分団」は、今年6月から打ち合わせや募集などの準備が始まり、10月1日に発足した女性だけの消防団。団員は30名で越前市内に住んでいる人と越前市内に勤めている人で組織されている。年代は20代から60代まで、職業もいろいろ幅広い。
  • 名称は、越前市になじみ深い紫式部の「式部」と越前市の市花である「さくら」から名づけられたもの。社会的な女性参画の時代と関係法律なども考慮され、女性の特性をいかし、決め細やかな活動を求められての発足となった。
  • これまでも地域消防や町内の女性自警隊で活動してきたことから、その必要性を感じていたこともあり、誘われる中で参加し役員も引き受けた。団員もすばらしい人たちばかりなので活動しやすくありがたい。
  • 消防団の制服を身に着けると気持ちも引き締まる。多くの活動では別の活動服を着るが、こちらは現場の活動という感じで周辺の人にも消防としてわかりやすく認められて活動しやすい。
  • これまでに10月1日の発足式を初めとして、普通救命講習会、幹部会、救急講習会、菊花マラソンに参加しての火災予防啓発、量販店での啓発などの活動を続けている。
  • 広報、防災、小中学生への啓蒙啓発、応急手当、災害時の後方支援など女性消防団としての活動の幅は予想以上に幅広いが頑張っていきたい。
  • 今後も団員が自由に意見を出し合って話し合いながら、市民の皆さんに親しまれる活動をとおして地域に貢献したい。

南越消防組合のホームページもご覧ください。 

南越消防組合: top

越前市のALT(外国語指導助手) チアリーさんがゲスト

季節のたよりは「ハロウィン」の話題

学校では子どもたちと楽しい授業で盛り上がる 

10月25日のラッキーいとうの「お気楽サンデー」は、越前市で外国語指導助手として活躍中のアメリカ人、チアリー・シャナケンバルグさんを迎えての放送でした。

チアリーさんは、アメリカのカリフォルニア州フラトン市から越前市のALT(外国語指導助手)として赴任し4年目、29歳の朗らかで元気な女性です。

最初は「季節のたより」コーナーから始まり、日本各地で人気急上昇の「ハロウィン」について、チアリーさんもアメリカで小さい頃から、自分の誕生日やクリスマスよりも楽しい日だったと思い出を語りました。また、アメリカではキリスト教の人たちの祝いだが日本ではキリスト教に関係なく色んな人たちが盛り上がっていると笑っていました。

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越前市のALT(外国語指導助手)としての日々の暮らしについては主に下記のように語られました。

  • 自分の住んでいたフラトン市と福井市姉妹都市なので、福井の中学生がフラトンに来て共に過ごしたこともあり、大学のときに日本語を学び、福井を希望して越前市に来た。外国に来たのは日本が初めて。
  • カリフォルニアは砂漠が多く雨も降らず茶色のイメージ。越前市は田んぼも多く、動植物もたくさん、緑も多く、とてもきれいで美しくハッピー、気に入っている。でも、冬が寒くて雪は苦手、育ったところは夏は40℃ある。
  • 小学校の授業では、英語と遊びとゲームを組み合わせて楽しい時間をつくっている。英語の勉強でなくゲームだと子どもたちは「もっと長くして」と言って喜んでいる。例えば「ハエタタキゲーム」というのは、黒板にいろいろな色の英語を書いてグリーンとかイエローとか言って当てさせ早くたたくというもので、すごく盛り上がる。他にもバクダンゲームなどという数字を覚えるものもある。
  • 越前市内の7つの小学校を回っている。田舎の小さな学校では1年生から6年生までが一つの家庭のように上級生が下級生の面倒を見ていて感心する。大きな学校では同学年同士の付き合いが強いなど違いがある。アメリカでは家庭的な雰囲気はあまりない。
  • 休日にスーパーなどで子どもたちから「チアリーさん」と声をかけられ駆け寄ってきてハグされることも多く、一緒にいる親が驚いている。何買っているの? と子どもたちにのぞかれたりして買い物が進まないときもあるが嬉しい。
  • 日本の給食には驚いた。アメリカでは給食もなかったし先生も一緒に食べない。天気のよい日は外で食べていた。ユニフォーム(制服)も同じでびっくりした。アメリカでは特別の学校以外は制服はない。学校の掃除時間もアメリカにはなく、その話をすると子どもたちは「ずるい~」と笑っていた。
  • アメリカの子どもも日本の子どもも同じで、最初は少し恥ずかしがるが、すぐに友達になれる。一緒に過ごすうちにどんどん距離が近くなって本当の友達になっていくのがよくわかる。
  • 越前市で好きなところは、ナイフビレッジ、越前和紙の里、大滝神社、式部公園、山々、菊人形などたくさんある。食べ物も、水ようかん、よもぎ餅、桜餅、お好み焼きなどが好き。お蕎麦は苦手でスパゲティの方が好き。
  • アメリカでは魚の頭や骨、尻尾がついたものはスーパーでは売っていなかった。給食でししゃもが出ると頭やお腹の卵がついているので食べられない。鯖の丸焼きも食べられない。でも味は美味しい、寿司は食べられる。
  • 越前市の任期は来春に終わりアメリカに帰ると思うが、経験を生かして今後も語学を生かしたことをしたいと思っている。農業にも関心がある。

フラトン市の紹介 | 福井市ホームページ

メキシコ料理店「アミーゴタコス」の高田さんを迎えて

御嶽山の噴火から一年、火山列島日本を再認識

9月27日放送、ラッキーいとうの「お気楽サンデー」は最初に、噴火から一年経過した御嶽山の火山被災の話題になり、火山災害に触れた日本経済新聞朝刊のコラム「春秋」を紹介しました。今年に入っても、箱根、阿蘇口永良部島など次々と噴火が続く火山列島日本の実態と、日頃からの備えについての話題からスタートしました。

メキシコ:人口は日本と同じでも国の面積は5倍
主食はトウモロコシでつくるトルティーヤー、それに食材を挟むのがタコス

続いて、越前市でメキシコ料理店「アミーゴタコス」を開いている高田和枝さんをゲストに迎えました。メキシコの紹介やお店の話などが語られ、ラッキーいとうは知らないことばかりとあって驚いたり頷いたりの放送でした。

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高田さんの主なお話は下記のとおりでした。

  • メキシコは、人口は日本と同じくらいの1億2000万人だが、面積は約5倍あり広い国。地理的には、メキシコは、カナダ、アメリカと同じ北米に分類されている。
  • 気温は、北部と南部や、海岸と内陸部などでかなり幅がある。観光地は日本人の新婚さんにも人気があるカンクンが有名。生活物資を売るお店ではおつりを用意しない感じで客よりも売主が上のような立ち振る舞いが多い。
  • 賃金は一般的な教師では一か月に4万円余りと聞いた。月に2回に分けて支払われ、国民性としては貯金はあまりせずに楽天的な生活態度にみえた。ローンの支払いは一か月単位ではなく週間毎とか日割りなどすごく細かいので驚いた。家を購入する場合の価格は2LDKで200万円程度で日本よりも割安だった。
  • メキシコの結婚式はとてもフランクで知らない人も参加できる。日本の形式には主人はとても驚いた。お嫁さんはお姑さんを立てて従っている傾向にある。
  • 食事は昼食が一番のご馳走で夜は簡素。
  • メキシコへは語学留学で訪れ4年間暮らし、その間に主人と知り合い9年前に帰国。3年前に越前市でメキシコ料理店「アミーゴタコス」を開いた。県内唯一の店と思う。
  • アミーゴは、友達という意味で、タコスはメキシコの代表的な食べ物だから店の名前を「アミーゴタコス」にした。メキシコ料理は辛いとイメージにされているが、実際には辛くなく野菜も多くて日本人に食べやすい料理で食材も豊富だし価格も安い。
  • メキシコでは、サボテンの葉も食べられてネバネバとして美味しい、本当は店でも出したいが材料が手に入らないので作れず残念。豆料理は店でも出している。
  • 店の営業は11時から夜9時まで開いているが、野外イベントに呼ばれることも多く、野外で食べるメキシコ料理も好評。県内外どこへでも気軽に出かけている。
  • 今後も、メキシコ料理を通して、メキシコの味と文化をより多くの人に伝えていきたい。お店にはソンブレロ帽子やメキシコで人気のマスクも飾ってある。

 

「アミーゴタコス」についてはこちら。ぜひご覧ください。 

AmigoTacoS(武生駅前にあるメキシコ料理屋です!)

アミーゴタコス AmigoTacosFacebook

子どもたちと自然体験キャンプ 辻一憲さんがゲスト

芥川賞直木賞の違いや、オリンピックエンブレムも話題

8月23日放送のラッキーいとうの「お気楽サンデー」、番組前半では、最近の大ベストセラーとなっている芥川賞の「火花」や「スクラップアンドビルド」、直木賞の「流」などの話題にちなみ、芥川賞直木賞の違いを紹介しました。

続いての「今朝の新聞コラム」コーナーでは北国新聞の「時鐘」を紹介し、東京オリンピックのエンブレムなどをめぐる盗用疑惑の話題となりました。

夏と冬、県内外の子どもたちがキャンプで生きる力を養う
廃校の旧味見小学校を拠点に、地域の応援で自然体験豊か

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番組後半の「あなたが出番」のコーナでは、ゲストにNPO法人自然体験共学センター理事長として長く活動されてきた 辻一憲さんを迎えました。

辻さんは越前市選出の県会議員でもありますが、話題は子どもたちとの自然体験活動の取り組みに絞っての話でした。その主な内容は下記の通りでした。

  • 自然体験共学センターは2004年にNPO法人として認証された。団体設立のきっかけは、アジアの5か国の子どもたち25人を招いての国際交流キャンプだった。
  • 言葉が通じなくても毎日の生活を通して気持ちが通じ合い、共に協力や連帯、分かりあう力が強く大きくなり、子どもたちの持つ可能性がすごいと改めて感じた。参加者からとても喜ばれた。
  • 現在は県内外の子ども30~40名が一組となり、夏冬とも5~6組に日程を分けて3泊4日のキャンプをしている。
  • 当時の文科省の方針でも「生きる力を育む」「ゆとり教育」があったが、そうした面でも、山や畑、田んぼや川などの里山自然体験の中で、生き物との触れ合い、いろんな命への慈しみ、助け合いの心、協調性が育っていることを実感した。
  • 活動の拠点としては、廃校になった元美山町の旧味見小学校を使わせてもらっている。地元の皆さんが応援団のような形で、山や田畑も自由に使わせてくれ、料理や川遊びの指導も専門的にしてくれて心強い。
  • 夏のキャンプでは、裏山での虫取りや川遊び、自然の鳥や昆虫の鳴き声聞いたり、田畑での収穫など一日中飽きない。冬のキャンプでは関西の子どもたちは雪中での遊びや動物の足跡探しなど大喜び。スマホ、宿題、お金は持ち込み禁止なので、自然とのかかわりや遊びが深くなっている。
  • 参加した子どもたちは、初めての自然体験の喜びと、やり通せた自信、そして多くの友達ができたとの感想が多く、送り出した保護者からは、自分のこどもが仲間の中で一人前に活動できるようになったとの声が多い。毎年のように続けて参加する子どももいる。
  • 今後は、県知事も県内全ての市町に「学びの森」のような所をつくりたいと言っているので、丹南地域でもそうした場を期待しており関わっていきたい。

 

NPO法人自然体験共学センターのホームページは、こちらをご覧ください。

NPO法人自然体験共学センター | 子どもたちの「ちょっとチャレンジ」を応援