ラッキーいとうの「お気楽サンデー」ブログ

たんなん夢レディオで毎月第4日曜日に放送の「お気楽サンデー」の記録です。次回放送は9月26日です。(12:00~13:00)です。

ダンプと重機で、東北へ支援ボランティア継続 

全日本建設交運一般労働組合 北陸ダンプ支部が活動継続
執行委員長の 辻猛さんがゲスト

7月24日のラッキーいとうの「お気楽サンデー」は、2011年の東北大震災への復興支援や先般の熊本地震などへの支援活動を継続されている「全日本建設交運一般労働組合 北陸ダンプ支部」の執行委員長で越前市在住の辻猛(つじたけし)さんを迎えての放送でした。

番組前半は、梅雨明けから夏本番ということで「季節のたより」コーナーから始まり、日本の最高気温や夏の風物詩についての話でした。

その後、辻猛さんから東北大震災から今日までずっと継続中の様々な支援活動の内容や先般の熊本震災への支援活動などが紹介されました。その主な内容は下記のとおりでした。

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  • 全日本建設交運一般労働組合 北陸ダンプ支部は、自分でダンプを所有している一人親方が集まっている組合であり、福井、石川、富山、岐阜の4県の仲間で組織されている。各自が企業に雇用されている労働者ではないので、発注企業に対して「単価」の引き上げなどの統一交渉や国土交通省関係への要望活動などを行っている。
  • 東北支援は、2011年4月に仲間の10トン、4トンダンプをはじめ、重機、クレーン車など持参し、16名が参加したのがスタート。その後も今日までに15回くらい行っている。福井県の民間ボランティア団体を仲介して、陸前高田市への活動を継続している。
  • 陸前高田市は街がすべて無くなった街であるが、最初に視察したときにはその悲惨な現状に参加者みんなが自然に泣きだす状況だった。ここで何が出来るのかという感じでもあった。
  • ダンプや重機の作業は、個人のスコップなどの作業とは比較できない強力で効率的な作業内容であり、とても頼りにされた。こうしたボランティアは私たちが全国で初めてだと言われた。
  • 最初の活動は、陸前高田の松原の流木の始末であり、市街地まで散乱した松を高台のストックヤードに集約する作業だった。その松は最終的に「松の薪」として全国に運ばれ、その売り上げ金も復興資金として活用された。
  • 支援活動も最初の頃は、瓦礫や松の木などの整理・運搬などが主であったが、その次には食料・生活物資(100万円相当)を届けた。秋になればコシヒカリを60俵、80俵と持っていき、全部で190俵持参した。地元の方からは「命のお米」として感謝された。
  • 冬には仮設への配給灯油が少ないのでクリスマスプレゼントとして灯油6400リットルなども持参した。交流会などでは、元気になってもらおうと、お祭りとして仲間による露店(145万円相当)や餅つきも行い、お楽しみ景品(100万円相当額)を用意したこともある。
  • 福島の二本松市では「子どもダッシュ村建設プロジェクト」として原発事故で汚染した土の除去の活動にも取り組んだ。
  • 2012年には被災者41名を福井に迎え、県内の観光地や今立地域を楽しんでもらった。今では行く度に交流の中身も充実し、気持ちの結びつきも深くなるばかりで、別れ際には何度も抱き合い「また来て!!」と言われると、やはり行こうという気持ちになる。これが「絆」かなと思っている。
  • 熊本の西原村にも行ったが、こちらは半損壊の家屋なども多く作業としては難しく危険性も多い状況だった。これからも北陸ダンプ支部として全国の災害復旧や支援活動には駆けつけて行く。また、東北のりんごを買って支援する活動も継続している。
  • 多くの皆さんもぜひ「東北のこと、忘れない」の気持ちを持って少しでもいいから自分のできることをやってほしい。

 

「あなたの蕎麦で辛み隊」 後藤さんが侍姿で登場

坂井市から初めてのゲスト。住みやすさ全国5位なども紹介
大根おろしを載せないのが「越前坂井辛み蕎麦」

6月26日のラッキーいとうの「お気楽サンデー」は番組開始10年目にして、初めて坂井市からのゲストとなる「あなたの蕎麦で辛み隊」初代隊長の後藤寿和さんを迎えて放送されました。

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後藤さんはイベント用の衣装である紺の着物に袴、頭に「辛み蕎麦」と書かれた鉢巻を締めての登場で番組を盛り上げていただきました。

前半は、坂井市の見どころとして「三国・春江・坂井・丸岡」の各町が10年前に合併し現人口は9万人以上、県下第二の市として発展中であることや、全国の住みやすさ第5位にランクアップされていること、有名観光地としての東尋坊、雄島、丸岡城に加え、エンゼルランドふくい松島水族館三国祭の賑わいを紹介されました。

B-1グランプリ」の「B」はB級のBでなく、地域ブランドの「B」
地元高校生の参加など、地域全体の支援が心強い
9月24・25日、三国で「B-1グランプリ」開催!

番組後半では「あなたの蕎麦で辛み隊」の活動と、9月24・25日に開催される「B-1グランプリ」大会について主に下記のようなお話をされました。

  • 坂井市地域ブランドとして、昔から、誰もに親しまれ、いつも食べられていて、安くて、美味しい物は何かと商工会青年部で探したら「大根おろしを載せずに、搾り汁と出汁を絡ませて食べている辛み蕎麦」ではないかということになった。辛み蕎麦をとおして、毎日、人や町、地域との「絡み」を広げたいと思った。
  • その地域ブランドをとおして坂井市のPRと活性化をはかるために「あなたの蕎麦で辛み隊」を結成し、新しい力で坂井市を変えようとの思いで幕末維新に活躍した坂本竜馬のスタイル衣装を考案した。
  • イベント用としては三国高校家政学科の生徒がデザインした大根イメージの緑と白の衣装もあり、坂井高校の生徒さんとは、大根や蕎麦も一緒に作っている。また昨年の十和田市でのグランプリ大会には高校生たちが現地で蕎麦打ちパフォーマンスや坂井市のPRなども行い、地元高校生の参加は心強い。
  • 「辛み蕎麦」の辛さには、お店の特色があり、辛さに合わせて<R-0><R-12><R-15>などと表示している。市内のお店の蕎麦マップで紹介していて食べ比べの楽しみがある。
  • これまでに豊川、郡山、十和田の3回、B-1グランプリに参加している。参加できるまでには、食べ物やイベントの評価だけではなく、団体としての日常的な地域街づくり活動や他団体との協働なども審査され2年くらいかかった。認定は毎年行われ、活動内容が悪ければ認定取り消しもあり厳しい。北陸では「あなたの蕎麦で辛み隊」が唯一の団体である。
  • 今年9月に三国で、B-1グランプリ東海北陸ブロック大会が開かれ、全国から20団体が参加する。これまでの全国大会で優勝した富士宮焼きそば甲府鳥もつ煮、津市の津ぎょうざ、千葉の勝浦タンタンメンなど超有名なブランド店も出てくる。500円以内で食べられる。
  • 当日は三国街中の三会場で開き、参加者には町中を回遊してもらって、三国や坂井の良さを色んな形で知って楽しんでもらえる工夫を考えている。
  • 辛み隊は地元のホスト団体として受け入れおもてなしを準備しており、坂井市の小中高生、各種団体、行政が一つになって盛り上げようとしている。ぜひ、県内の人にも沢山来てほしい。

越前坂井辛み蕎麦|福井県坂井市名物おろしそば

越前坂井辛み蕎麦であなたの蕎麦で辛み隊(Facebook)

越前坂井辛み蕎麦 あなたの蕎麦で辛み隊のブログ

熊本へダンボール製ベッドを届けた垣内さん/越前市「みんなの食堂」野尻さん

テレビを見て「自社製品を役立てられたら」と熊本へ走った
被災状況は想像を超え、殆どの家屋が全半壊や屋根の傷み

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5月22日のラッキーいとうの「お気楽サンデー」は、前半ゲストに越前市の「垣内産業」の垣内勝美社長を迎え、熊本地震被災地へ自社製品のダンボール製ベッドや仕切り、椅子などを届けた話を伺いました。

垣内さんのお話は主に下記のような内容です。

  • 4月の熊本地震被災を伝えるテレビ報道をみて、何か役立つことをしたいと考え、自社で作っているダンボール製ベッド200セット、仕切りパーテーション50セット、椅子200脚などを大急ぎで揃えた。
  • 越前市からの紙おむつ、鯖江市からは老眼鏡200本、ブルーシート300枚、土のう袋2500個も託され、鯖江市職員も同行してくれた。4月26日夜に出発し、14時間かけて被災地の御船町へトラックと乗用車で届けた。
  • 届けた先は御船町で町長や郵便局長さんとも会い、とても喜ばれ感謝された。ベッドも仕切りも折りたたみ型で、組み立ては道具が何一つ不要で子ども女性でも簡単に5分程度でできる、重さも2kg程度で持ち運びも簡単。雨風にもかなりの強度なので避難所などですぐに活用されたと思う。
  • 現地の被災状況は殆どの家屋が全半壊や屋根の傷みがひどく、自分たちの想像を超えていた。道路も高速は何とか通れたが、一般道路では亀裂や段差が大きく40cm以上の高低差やデコボコもあり盛り土で応急措置がされている状況だった。
  • 被災現地に行き、テレビとは違った生々しい被災の状況を知ると、改めて日ごろからの防災対策の重要性を感じた。また、自社のダンボール製品についても更に工夫した防災製品などを作らなければと思った。

越前市で「みんなの食堂」を開設 野尻さんが語る
子ども、お年寄り、元気な人、みんなが集う食堂

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番組後半「あなたが出番」のコーナーでは、越前市の「野尻冨美」さんを迎え、4月に開設された「みんなの食堂」のお話を伺いました。主なお話は下記の内容でした。

  • 「みんなの食堂」は、4月に立ち上げ、毎月の第二・第四水曜日の夜に越前市平出町の野尻医院の南後方にある「てまり茶屋」で開かれ、当日には看板を出している。参加費は、18歳までの人は無料、それ以上の方は一回300円。
  • 参加する人たちは、子ども、お年寄り、元気な大人など、誰でも自由に参加できるので、全国にあるような可哀想で貧しい子どもたちというイメージの「子ども食堂」とはまったく違う。その夜に一人での食事より色んな人や仲間と楽しい食事をしたいという人たちが集う食堂になっている。メニューはリクエストで決めることもある。
  • 趣旨に賛同の約100人の会費とJAさんや多くの方からの現物差し入れもいただいて運営されている。当日のスタッフも主婦の方やいろんな立場の人が参加してもらっている。越前市の行政からは必要な情報や人のネットワークなどで教えてもらうことも多い。
  • 来た人は、お客さんという感じではなく、いろいろ準備したり、年代を超えた話し合いをしたり、子どもの宿題や書道を教えてあげたり、悩みを聞いたり、互いに楽しみ元気をもらったり与えたりしている雰囲気がある。ここにきて明日もがんばるぞーという気持ちを持ち帰ってもらえたらと思う。
  • これからの目標は、越前市内のあちこちに多くの人が歩いて参加できる距離に「みんなの食堂」の支店のような所がたくさん出来るといいなあと期待している。ぜひ作りたい。また、開く回数も現在の月2回から、週1回くらいに増やせたらとも思っている。
  • お問合わせは野尻さんの携帯電話(090★3769★4370)までお気軽にどうぞ。

 

垣内産業株式会社

 

てまり茶屋の場所

 

ラーメンは食べ飽きない 麺、出汁、具、楽しみ色々

ラーメン食べ較べを楽しむ、山内さんがゲスト 

4月24日放送のラッキーいとうの「お気楽サンデー」は、ゲストに各地のラーメン食べ歩きを楽しむ福井市の山内美奈さんを迎え、前半は、ラーメン人気や味較べ、楽しみ方、近くのお勧め店などを中心とした話題、後半は最近増えてきた県内のコーヒーチェーン店の特色(コメダ、スタバ、星乃、ビリオン、ニシムラなど)の話題でした。

味のバリエーション多いけど、全国どこでも当たり外れない

山内さんは、ラーメンを語れば話が尽きないと色んなお話をされました。
その主な内容は下記のとおりでした。

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  • ラーメンは気軽に食べられ、味のバリエーションが幅広く、奥深さもあり大好き。週に一回は必ず食べ、多い場合は月に10回くらいのときもある。
  • 近年、福井の産業会館で全国の20店舗くらいが参加する「ラーメンパークin福井」というイベントにも毎回参加し全ての店の味を較べている。ふだんは行けない所の店が来るので嬉しい。友人たちと勝手にランキングつけて上位のラーメンを再び食べる楽しみもある。 
  • 最近はまっているのは魚介系のラーメン、初めて食べたとき少しも生臭いことなくすっきりした味で美味しくて驚いた。他にも、一般的な味噌、醤油、塩など以外にトマト系とか、ポタージュ系など多くの新しい味が増えている。
  • 麺の太さも細麺、中太麺、太麺、或いは縮麺などいろいろ、その太さに合わせたスープの味のバランスがとれていると美味しいと感じる。細麺にはアッサリ系で、太麺はガッツリ系が多いような気がする。
  • 全国どこへ行っても美味しいラーメンがあり、当たりはずれがない。お店や道の駅、サービスエリアなどでお土産用に買っても安心。お値段も手ごろでうれしい。
  • 富山のブラックラーメンなど、ご当地ラーメンと呼ばれるものも多いが、その地元のソウルフードとして馴染んでいるようで、北陸の8番ラーメンは家族連れにも人気で福井でも定着している。
  • 武生の「駅前中華そば」という取り組みも地元の昔ながらの食堂に似合っていて、よく食べに行くが、お客さんの殆どが「中華」と注文している。「若竹食堂」や「吉田食堂」など人気のお店として有名。お店のスタイル.雰囲気などで「中華そば」「ラーメン」と呼び方が変わったりしていて微妙に似合う感じがある。
  • ラーメンという食べ物、ものすごく奥深いものがあり、新しい味も次々と出てくる、まだ食べに行っていないお店も多いのでこれからも楽しみにしている。

 たけふ駅前中華そば - 温盛一杯 中華Men's

 

「マルSABA」 酒井さんが参加呼びかけ

5月29日 鯖江文化の館「交流広場」で60店舗が出店

手作りクラフト、みんなが笑顔になれて楽しい

3月27日放送のラッキーいとうの「お気楽サンデー」は、ゲストに「マルSABA」実行委員会代表の酒井ゆきこさんを迎えました。

前半は当日オープンした西山公園のレッサーパンダの新しい園舎、福井駅の電車バスの新システム、福井鉄道えちぜん鉄道の相互乗り入れの話など当日のニュースが語られ、後半はゲストの酒井さんからクラフトマルシェ「マルSABA」にかかわるさまざまな話が紹介されました。主な内容は下記のとおりでした。

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  • 「マルSABA」は、鯖江で開く手作りの新しい作品のお店が集まるクラフトマルシェとして企画されているもの。「鯖江のSABA、マルごと、マルシェ」の言葉から名づけたイベントで、昨年10月に第一回を開いた。
  • 最初は、鯖江子育て支援センターで知り合ったママさん3人のグループで「ベビーとママの手作り作品」として、軽くてソフトタッチの「抱っこひも」、お尻ふきとおむつをセットにした「おむつポーチ」などを作り「道の駅西山公園」に出店した。市外のマルシェに参加して好評だったことから、地元でもぜひ開きたいと思った。
  • 昨年は44店舗が参加してくれた。クラフトの他に、子どもの遊び場や遊具、食べ物の店も多かった。家族みんなが楽しめる企画として喜んでもらえた。出店の数など心配や苦労もあったが多くの笑顔があふれて嬉しかった。
  • 今年は5月29日の日曜日に昨年と同じ鯖江文化の館前の交流広場で開く。すでに60店舗が決まり出店の締め切りは終わった。出店料の2000円はチラシなどの運営費にあてられ実行委員スタッフはすべてボランティアだが、楽しみながら活動している。今はチラシ配布など当日の参加を多くの方に呼びかけている。
  • お店はクラフト、食べ物、雑貨など本当に多様で、大阪や石川など県外からの出店も多い。その場でワークショップを行い自分だけの作品作りを楽しめる店も10店くらいある。子どもからお年寄りまで幅広い年代に楽しんでもらえると思う。
  • 今年は新たに、人気の「ゆるきゃら」の集合や、図書館とのコラボ活動活動などお楽しみ企画も準備されている。
  • クラフトマルシェの良さは、自分で考えて作った手作り作品を、気軽に出せて、自分で値段をつけて売り、対面しながら買ってもらう。そして喜んでもらえる点に人気があるのではと思う。全国的にも増えている。自分が作った作品を身につけてもらっている人を見かけると感動する。
  • 5月29日のほかに今年は10月にも企画したいと考えているので、参加希望の方は早くから「マルSABA」のフェイスブックをチェックしてほしい。
  • 将来の夢は、いつか「サンドーム福井」で開きたいこと。きっと実現できると信じてがんばりたい。

「マルSABA」のフェイスブックもご覧ください。内容がよくわかります。

https://www.facebook.com/%E3%83%9E%E3%83%AB-SABA-854420081317119/

 

www.instagram.com

 

全国の温泉めぐり200ヶ所超え、越前市の前田さん

温泉の魅力は、ゆったり、露天、観光、贅沢気分

2月28日放送のラッキーいとうの「お気楽サンデー」は、全国の温泉めぐり200~300箇所という越前市の前田達夫さんをゲストに迎え、前半は第29回を迎えた第一生命主催の「サラリーマン川柳」で大笑いし、後半は全国の温泉あれこれ、温泉の魅力などで盛り上がりました。

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前田さんの主なお話は下記のとおりでした。

  • きっかけは20年前に見た温泉めぐりのテレビ番組。そのときに紹介された岐阜県大白川温泉に行き、昼にゆったりと景色の良いところで体全体が解放されるという温泉の贅沢な気分に魅了されてしまった。それからというもの全国の温泉200~300箇所を回っている。
  • 温泉入浴では、旅館に着いたとき、食事前、食事後、就寝前、早朝と5回くらい浸かる。JRのフルムーン温泉ポスターで有名になった群馬の「法師温泉」に行った際は、それまではカラスの行水のようだった同行者も、初めて何回も入ったと興奮していたこともある。宿泊しても一回だけではもったいない。
  • 日本中の温泉は1000箇所あまりとも聞くが、県別では北海道、長野、大分かなと感じている。温泉施設が多いのは長野から北関東、東北ではないかと思う。温泉の定義は、湧き出た所で25度で成分が一定程度あれば認められる。冷泉と呼ばれるところは13度くらいの所がある。
  • 温泉の色もいろいろで、一番多いのは無色透明だが、鉄分を含んだ赤茶けた湯、白濁の湯、青色の湯などがある。効能は疲労回復や神経痛というのが一般的だが、皮膚病に効いたり、免疫を高めるという特別の温泉もある。由布院の「庄屋の館」では青色の湯に入れた。
  • 温泉が滝のように落ちている所では滝つぼの中に浸かることもあった。和歌山の川湯温泉は、冬の季節限定で川に登場する広大な大露天風呂「仙人風呂」がすごいスケールだった。
  • 印象深いのは、最寄り駅から60kmもある北海道の「トムラウシ温泉」の国民宿舎で駅まで送迎してもらったこと。山形の「銀山温泉」は木造四階建ての川沿いの情緒ある旅館は何回も訪れたいところ。偶然に訪れた鹿児島指宿近くの「たまて箱温泉」は近くに開聞岳、海、山水画のような山景色が露天風呂から望まれて素晴らしかった。
  • どうしても行ってみたいのは、長野の洞窟温泉「仙仁温泉」で、ここは洞窟が奥行き30メートルくらいある温泉と聞いている。常に満員で予約がとれないので困っている。
  • 最近は有名温泉でも、宿泊なしの日帰りで利用できる所が多くなっているので、誰でも気軽にできる温泉めぐりをお勧めしたい。

 

今年から「山の日」スタート。ゲストは「上杉登山隊」の上杉徹さん

山の魅力、まずは登ってこそ味わえる
満天の星空、高山の花々、ビールも旨い !!

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今年最初のラッキーいとうの「お気楽サンデー」は1月24日に放送され、ゲストに「上杉登山隊」の隊長である上杉徹さんを迎えて、今年からスタートする国民の祝日「山の日」や、上杉隊の登山活動、山の魅力などが語られました。

また、「季節のたより」コーナーでは福井市を中心に行われている風習「1月25日の初天神の日に焼かれいを飾る」という話題が紹介されました。

上杉徹さんの登山などの話では主に下記のようなことが話されました。

  • 今年から国民の祝日として制定された「山の日」は8月11日となった。その法律の中では「山に親しむ機会を得て、山の恩恵に感謝する」とされている。
  • 日本の「山の定義」は高さが条件ではなく、市町村が山として認めれば、国土地理院はそのまま掲載するとのこと、最も低い山としては、3メートルとか6メートルの山がある。
  • 「上杉登山隊」は山が好きなメンバー20人くらい、小学生から70代の幅広い人たちのグループで20年前に発足した。2000mクラスの山には夏に登り、近くの山には随時登っている。登山は年代を問わずに楽しむことができる。
  • 富士山にも登ったが、かなり厳しいものだった。仲間の中で高山病にかかる者もいて、何人かは途中から登れなかった。一泊しての登山だったが夜中に満点の星空を眺め、目の前を点滅して走る流れ星はとてもきれいだった。
  • 白山は4.5時間、立山剣岳への縦走コースもある。日本百名山の中では北海道の「利尻山」など19山に登っている。それぞれの山の魅力と味わいがある。
  • 色んな高山植物雷鳥カモシカなどの生物、景色などとの出会い、山の魅力は一言では表せない。これまでの思い出としては、山小屋に泊まって雨の後に出た虹の景色、長野の蝶ケ岳の小屋から下界の町で打ち上げられている花火が小さくてすごく美しかったことなど特別の記憶がある。
  • 新潟と福島県境の「尾瀬」もいいところだと思う。ニツコウキスゲなどの花々と木道のハイキングは人気がある。でも福島原発事故の後は人が少なかった。
  • 丹南の山では、日野山、鬼が嶽、三里山、冠山、ホノケ山などがお勧め。県内では、敦賀の岩籠山、奥越の赤兎山、取立山、三ノ峰、刈込池などがお勧め。
  • ぜひ多くの人が山に登って楽しんでほしい。山小屋で見る星空はとても近くて美しい。雲海に自分の影が映るブロッケン現象もすばらしい。可憐な花々などの高山植物も自分の目で確かめてほしい。そして山で飲むビールの味は格別です。