ラッキーいとうの「お気楽サンデー」ブログ

たんなん夢レディオで毎月第4日曜日に放送の「お気楽サンデー」の記録です。次回放送は9月26日です。(12:00~13:00)です。

味真野地区で「ギャラリー 窓 2017展」 今年も開催 

~あなたの「窓」から なにが見えますか~
「ギャラリー 窓 実行委員会」の内田さん・井上さんがゲスト

味真野アートめぐり、花めぐりなど、4月30日まで。見どころ楽しみいっぱい

3月26日、ラッキーいとうの「お気楽サンデー」は、ゲストに「ギャラリー 窓 実行委員会」の内田啓一さんと井上真知子さんを迎えました。前半は「ギャラリー 窓 2017展」の紹介、後半は越前市の桜名所の話題などが放送されました。

「ギャラリー 窓 2017展」について、内田さんと井上さんからは主に下記のようなお話がなされました。また、井上さんには3月28日の「だるまちゃんとあそぼう」のイベントで企画されているオカリナ演奏もしていただきました。

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(写真:左は内田さん、右はオカリナ演奏中の井上さん)

  • 「ギャラリー 窓」は今年で9回目を迎え、中心的な展示やイベントは万葉菊花園で行われているが、美術展示やコンサートなどは味真野地区全域を会場にして開かれている。多彩な催しがあり、前期は3月1日から3月31日、後期は4月1日から4月30日。その中でも4月8日から16日まではメイン期間として多くのイベントが集中している。
  • 「ギャラリー 窓」のネーミングについて、「窓」は内側と外側でお互いが触れ合い交流できる双方向性のコミュニケーションが図れる場所ではないかと思う。美術を通して多くのひとの窓を開けたい、味真野地区一帯を窓として相互の情報発信や交流を深めたいととの想いも込めてある。
  • この季節は、美術作品の展示とともに、味真野小校庭の桜など地域のあちこちに咲いている花々も美しいため、サブタイトルには「味真野アートめぐり、花めぐり」としている。レンタルサイクルもあり、歩いてもいける街角ギャラリー(ケーキカフェ、呉服屋さん、文具店、老人ホーム水仙園)も含めて、地域全域を楽しんでほしい。
  • 作品は、絵画、写真、彫刻、陶芸、現代アート、造形、映像など総合的な美術展になっている。地元をはじめ県内や県外の作家も出品している。毎年80人から100人近い作家の作品が展示される。他に地元の3保育園や「かこさとしふるさと絵本館」に遊びに来た幼児の作品も展示される。入場者は約4000人近く、地元の方が3分の1程度で他は県内外の人となっている。
  • 継続するための苦労も多いが、「味真野に一人でも多くの人に来てほしい」「美術をやっている人たちに発表の場を提供したい」「子どもさんにも幼い時から美術に親しむ環境をつくりたい」そうした想いと楽しさがあるので続けられる。
  • 実行委員は9人だが「かこさとしふるさと絵本館」や「越前らくひょうしぎの会」なども支援してくれている。財政面では出品料やサポーター、地元の各種団体などの支援をいただいている。これからも多くの人との連携を深めながら続けたい。
  • 3月28日、「だるまちゃんとあそぼう」を万葉菊花園で開催する。「ギャラリー 窓 2017展」の共催イベントとして10時から午後3時まで、万葉菊花園で「だるまちゃんとあそぼう」が開かれる。ペンダントつくり、絵本のよみきかせ、からすのぱんやさんへのへんしん、かみしばい、こままわし、オカリナをきこう、など多くの催しがある。1日限りだが、こどもさんにたくさんきて楽しんでほしいと思っている。こんなかけた展も開催中で合わせてみてほしい。

 「ギャラリー窓実行委員会」のフェイスブックもご覧ください。

ギャラリー窓実行委員会

 

万葉菊花園 - 所属・施設 - 越前市

みどりのゆび 万葉菊花園のブログ

「切り絵は、切る・色づけ・題材・絵心など奥深い」 ろうきん友の会 横井さんゲスト

武生地区 労金友の会「切り絵教室」にぎやかで楽しい
20年の活動で、美術展入賞者も多数

2月26日の らっきーいとうの「お気楽サンデー」は、ゲストに武生地区・ろうきん友の会の「切り絵教室」代表の横井武美さんを迎えて放送されました。前半は立春から3月に向かう季節の便りで二十四節気の話題でした。番組後半では、横井さんから切り絵教室の活動や切り絵の制作などの楽しみなど、主に下記のようなお話がありました。

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  • 「ろうきん友の会」は、ろうきん(全国労働金庫協会)で年金振り込みを受けている人たちの組織。その中の武生地区ろうきん友の会に約20年前、「切り絵教室」がスタートした。毎月2回、ろうきん丹南支店の3階で活動をしている。約10名のグループで女性が多い。
  • 制作には100円ショップで購入できるカッターが多く使われるが、刃先の角度が違うカッター(※)で微細な題材を仕上げることもある。道具としては赤ボールペン、画用紙、和紙、障子紙、スプレーのり、ゴムマット、定規などが必要。
  • 切り絵のデザインや原画は風景、人物、動物、寺社、伝統芸能など幅広く、日常生活の中でも常に切り絵になるシーンを追いかけたり写真を撮ることも多い。
  • 切り絵はモノトーンの白黒イメージが強いが、多彩な色使いの作品も増えている。色和紙の工夫や、納得できる色を自分で作り出すことが本当に難しく苦労する。
  • 作品は小さなものから大きいものまで様々。過去には縦100cm、横73cmという大作で武生のコウノトリ放鳥を約9か月かけて作ったこともある。A3サイズの大きさでも数か月かかる。
  • 一つの作品が仕上がると、充実感、達成感も味わえて喜びは格別で、その思いが次につながる。作品の発表は5月と11月にろうきん丹南支店内のロビーで展示されるほか、各自が市美術展などに出品し市長賞や入選など受賞している。

 

※横井さんが切り絵制作に使用しているカッター

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 ろうきん丹南支店

 

 

紙芝居「越前らくひょうしぎの会」土井さんキラキラ!!

紙芝居は「脚本」と「舞台」の世界で表現
日本の文化、世界でも「カミシバイ」として人気

1月22日放送のラッキーいとうの「お気楽サンデー」は、ゲストに「越前らくひょうしぎの会」の土井晶子さんを迎えて放送されました。番組前半は翌日の1月23日が「電子メールの日」ということで、メールの話題あれこれでした。

4年後の2021年、越前市で「全国紙芝居まつり」開催が決定!!
菊人形や図書館、介護施設でも公演。演じる楽しさと厳しさを実感

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番組後半では、土井さんと仲間の皆さんの活動や紙芝居の色んな話が紹介され、4年後に「全国紙芝居まつり」を越前市で開催決定したなどと語る土井さんがキラキラ輝いている姿が印象的でした。主なお話は下記のような内容でした。

  • 「越前らくひょうしぎの会」は、かこさとし絵本館の建物である「らく」と紙芝居の「拍子木」を合わせた名称で2016年2月に発足。メンバーは33人になっている。
  • きっかけは、紙芝居の世界で著名な長野ヒデ子先生と知り合い、「かこさとしさんと いわさきちひろさんを生んだ越前市こそ紙芝居の町にふさわしい。ぜひ紙芝居まつりを」と呼びかけられ、北海道の全国紙芝居まつりを観に行ったことから始まった。
  • 紙芝居を演じる開閉ドアが付いている道具は「舞台」、台本は「脚本」と呼ばれ、演じる人は「演じ手・演者」であり、絵本の読み聞かせとは違って「芝居」として成り立つもの。演者も登場人物になりきって何役も演じる力量が求められる。
  • 脚本の表は「絵」だが、その裏には「せりふ」と演じ方についての「ト書き」も示されており、右に引く絵の引き方の速度や会話の強弱など色んな演出が示されている。
  • 絵本用の絵と紙芝居の絵とは、初めから描き方が違う。物語も古典的なものから現代のものまで幅広くなっている。
  • 一つの物語は絵が4の倍数となっていて、4枚、8枚、12枚という物語で、上演時間は5分程度から15分くらいまであるが、同じ物語でも演者によって全く変わり、専門の先生がやると惹きこまれてしまう迫力がある。自分たちはまだまだ勉強中なので奥の深さと厳しさを実感している。
  • これまでに越前市の図書館や絵本館、菊人形、食の感謝祭、介護施設などで勉強したり上演したりしてきたが、年代の違う観客を前に立体的な雰囲気を感じながらやるのはお客の反応が近く、楽しくもあり、こわい面もある。いつも緊張している。
  • 昨年は越前市で初めての「紙芝居まつり」を開き、図書館、絵本館、金剛院などで上演した。越前市は紙芝居をやれる場所が多種多様で好評だった。それで4年後の2021年に「全国紙芝居まつり」の越前市開催が決定した。約500人くらいが参加するイベントで全国的な紙芝居ファンや作家、演者などが来る賑やかで楽しいイベントになる。
  • 自分たちの活動は重いものでなく、深いけれど楽しいし、子どもからお年寄りまで、男女も問わず、誰でも参加できるので幾つになっても続けられると思う。
  • 毎月第三土曜日に越前市中央図書館、かこさとし絵本館などで勉強しているので気軽に参加してほしい。

かこさとし ふるさと絵本館「石石」(らく)

絵本館情報 | かこさとし 公式webサイト

 

「武生はとても魅力的」 移住の古賀さん夫妻がゲスト

「武生の町並み」に惹かれて福岡から移住
素晴らしい環境で生活できて幸せ

12月25日放送のラッキーいとうの「お気楽サンデー」は、ゲストに今年4月に福岡県から移住された古賀さん夫妻を迎えての放送でした。

番組前半は、今年の漢字と今年の流行語を中心に一年を振り返りました。番組後半では古賀さん夫妻から、越前市への移住の経過や武生の町並みの美しさ、雰囲気のよさ、食べ物の美味しさなど次々と武生の魅力が語られました。

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その主な内容は下記のようなものでした。

  • 九州の市役所に勤めていて地域活性化の仕事で日本の良いところを回り、その良さを地元に還元する活動をしていた。昨年11月に観光気分で初めて越前市を訪れ、夫妻ともにとても気に入り、ここに住もうかと意見が一致した。
  • それでネットで市役所の職員採用試験を知り、直ちに応募し幸運にも合格し、今年4月から越前市に移住した。周りの皆さんはすごく親切で穏やかな印象がある。初めて来ても不安もなく暮らしやすい。
  • 特にお気に入りは、山や街の緑の色が深いことで九州とは違う印象。日野川と村国山と河川敷の風景、お寺が多くて静かな雰囲気。ランニングが趣味だけど走っていても楽しみが多い。
  • 食も豊かで深い。おろし蕎麦、あっさりした中華そばも好き。「冬の水ようかん」は驚いたが毎日食べる。魚も豊富で安い、お酒も好きなので地酒が楽しみ。歓送迎会などで料亭が気軽に安く使われている文化にはびっくりした。体重増加がとまらない。
  • 伝統産業も多くて現代の生活と地域に馴染んでいるところが素晴らしい。県内7つの伝統産業指定の中で越前和紙、越前打刃物、越前箪笥など多くが越前市内にあり、古い資産を大事に守り生かしている地域と町だと思う。
  • 昨日はクリスマスイブということもあり、冬の名物「せいこがに丼」を奮発したが美味しかった。初めて迎える北陸の冬はスノータイヤも入れたし、雪が降ったらスキーをぜひ楽しみたい。
  • 一年前に初めて訪れ、今はここに住んでいることが不思議な感じがする。それだけ私たちを惹きつけた魅力いっぱいの越前市丹南のこと、九州の知人や多くの人にぜひ知らせたい。地元の人は気付かないかも知れないけれど素晴らしい生活環境だと思う。

  

全国初!! 「サバオク」売上45万円、どんぐりからの森づくりに活用

ゲストは「エコプラザさばえ」の畑中事務局長
ヤフー、鯖江市、NPOが「リュース協定」締結して実施

11月27日、ラッキーいとうの「お気楽サンデー」は、今年のヒット商品の話題から始まり、番組後半は全国初として行われた「サバオク」というオークションを運営された「エコプラザさばえ」の畑中雅博事務局長をゲストに迎えて放送されました。

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提供された品物は多種多様、約400点
予想外? NPO法人として「古物商」の資格を取得 

畑中さんの主なお話は下記のとおりでした。

  • 「サバオク」は、6月にヤフー、鯖江市、エコプラザさばえの三者が「リユース協定」を締結し、9月6日から10月14日まで実施された。
  • ヤフーから鯖江市に話があり、市としては環境啓蒙活動の実績も考慮されたのか「エコプラザさばえ」が協働の相手として相応しいということになり運営となった。
  • 取り組むには「古物商」の資格取得が必要だった。それにはNPO法人として定款の改正、役員全員の資格調査など予想外のことがあり、取得には約4ヶ月かかって活動開始の二週間前くらいにようやく県公安委員会から許可された。
  • 「サバオク」のシステムは、市民の皆さんから、使わない物、不要なものを寄付という形で提供していただき、その品をカメラで写してオークションとしてインターネット上にのせ全国の方に買ってもらい、その売上金は環境啓蒙活動として活用する流れになっている。
  • マスコミ報道などで派手に周知されたが、最初は品物はなかなか集まらなかった。それでも色んな環境イベントや活動の中でサバオクの趣旨や「環境活動のために活用する目的をもった「リューファンディング」について説明し協力をお願いする中で最終的には約400点が集まった。
  • 商品は、民芸品、家具、骨董品、玩具、河和田塗り漆器、楽器、レコードなど様々で、売上額は45万7839円となった。買ってもらった人の中には落札額を上回る寄付や趣旨に賛同するとして高く買ったくれた方もあり感激した。
  • 先日は東京のヤフー本社に呼ばれて、全国の自治体関係者を前にしてのサバオクの具体的な取り組みを報告してきた。ヤフーとしては鯖江での実績を評価して、今後は全国に活動を広げたいとのことだった。
  • 今回の売上金は、来年からの「どんぐりからの森づくり」活動など、鯖江市内で子どもたちと一緒に進める環境啓蒙活動に活用される。来年も何回か「サバオク」を継続していきたい。

「エコプラザさばえ」のホームページもご覧ください。

エコプラザさばえのホームページ|トップページ

 

サバオク 鯖江市リユース作戦 | reU funding(リユーファンディング) from ヤフオク!

フェンシング楽しい 国体選手の斎藤美晴さん

3種目の違いは、身体の突く部分で区分される
相手との駆け引きなど、奥深い勝負が魅力

10月23日のラッキーいとうの「お気楽サンデー」は、ゲストに先日の岩手国体に福井県代表として出場されたフェンシング選手の斎藤美晴さんを迎えての放送でした。

最初の話題は当日が「電信電話記念日」ということで、この30年間にすごい変化を見せている携帯電話の歴史をラッキーいとうと斎藤さんが振り返りました。

続いては、斎藤美晴さんが活躍しているフェンシングの種目やルールをはじめ、リオオリンピックに4名の選手を輩出している武生商業高校時代の思い出や、2年後の福井国体へ向けての決意など、主に下記のような話をしていただきました。

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得点は剣先・袖の中・背の腰へと通る電気線でランプに伝わる
2年後の福井国体は新築の越前市体育館で頑張りたい

  • フェンシングには「フルーレ」「エペ」「サーブル」の3種目があり、突いて得点される場所が違う。フルーレは頭と腕をのぞいた上半身、エペは頭から足先まで全身、サーブルは上半身全部が有効になる。

  • 競技のスペースは、ピストと呼ばれる幅1.5m~2m、長さ14mの台の上で行われ、前へ進むか後ろへ下がる形となる。
  • フルーレとエペは「突き」だけの競技だが、サーブルには「斬り」と「突き」がある。フルーレとサーブルには「攻撃権」が尊重され、始めと同時に先に剣先を相手に向けた方が攻撃権を得る。
  • 剣の長さは110cm以下で、重さはエペは770g以下で750g以上の力が加わらないとランプがつかない、フルーレは500g以下の重さで500g以上の力が加わらないランプがつかない。
  • 剣の材質は「マルエージング鋼」と呼ばれる特殊合金で航空機などにも使われている物。しなりもあり、場合によっては折れることもある。
  • フルーレとエペは、剣がボタンになっていて剣先に力が加わると電気審判器が光る仕組みになっている。サーブルは剣が相手に触れるだけでランプが光る仕組みになっている。
  • 試合では、相手のクセや得意技なども研究し、駆け引きや作戦を立ててのぞむが、思い通りに進んで得点すると嬉しくなる。
  • 競技大会は、中学、高校、大学それぞれの全国大会や国体、全日本選手権、国際大会などがある。日本代表は国際大会での獲得ポイントの成績で選ばれている。
  • フェンシングのきっかけは中学3年のときに武生商業高校の体験入部に参加したことから始まり、今は3年前に出来た武生第二中学校のフェンシング部での指導と2年後の福井国体に備えての活動を続けている。こうした活動を通じてフェンシングが普及し競技人口が多くなるように努めたい。
  • 今月の岩手国体では北信越ブロック代表として出場したが残念な結果だった。福井国体では来年秋に完成予定の越前市体育館がフェンシングの競技場となるので地元選手として良い成績を残せるように頑張りたい。

 

青年海外協力隊 「コスタリカ」で活躍の玉村さん

青年海外協力隊、厳しい試験と2ヶ月の研修
約90カ国で120職種、4万人近くの派遣実績

9月25日のラッキーいとうの「お気楽サンデー」は、ゲストに青年海外協力隊として中米の「コスタリカ」で2年半の活動を体験された越前市在住の玉村.香奈さんを迎えて、日本ではあまり知られていないコスタリカの紹介や、具体的な活動体験などが語られました。

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最初は青年海外協力隊についての話から始まりました。その主な内容は下記のとおりでした。

  • 青年海外協力隊員の制度は1965年に正式に発足し昨年で50周年となっている。これまでに世界約90カ国に120職種の青年、約4万人が派遣されてきた。本来のスタートが開発途上国の支援という面が強かったので、アフリカ、中米への派遣が多い。
  • 隊員としての採用試験は、技術、語学、健康面、活動実績などで審査され、それに合格すると65日間、福島県二本松市か長野県駒ヶ根市で訓練を受ける。派遣国によってどちらかになるがコスタリカ駒ヶ根市だった。
  • 派遣期間は原則2年だが、私の場合は後任者との関係で2年半となった。派遣の希望国は自分で出すが、決めるのはJICAが対象国の要望と隊員の語学や適応力などを考慮して決定する。私はコスタリカは2番目の希望国だった。

コスタリカ大学では日本語が人気
ラテン系の国民性、親しみやすく明るい
治安はよく気候も暮らしやすい
コスタリカのコーヒー、池田町で飲めてビックリ!!

番組後半では、コスタリカでの活動や生活について下記のようなお話をされました。

  • コスタリカ大学で日本語指導をするのが私の活動だった。大学では日本の人気が高く約100人の生徒が学んでいた。英語は生活に必要な言語、日本語は文化も含めて好きな日本への関心という感じだった。アニメ、茶道、書道、折り紙などが特に人気だった。
  • 中米各国の中では最も日本への関心が高く、日本語を学ぶ人が多い国である。在留邦人も350人くらいと聞いており、日本人会も組織されていた。
  • 生活面ではホームステイの形だった。食事は米と豆が主食だが野菜や魚も豊富で美味しい料理だった。コスタリカとういう名前は「豊かな海岸」という語源からきていると聞いた。
  • お金は「コロン」という単位で、コロンブスが語源と聞いた、500コロンが日本の100円位かな。気候も首都サンホセは、日本の9月・10月頃の感じで暮らしやすく治安も良い国だった。
  • 国民性としては、ラテン系と言われ誰もが親しみやすく陽気で明るい感じがした。音楽もラテン系は好きな分野だ。
  • ラテン系はヨーロッのイタリアやスペイン、ポルトガルの人たち持ち込んだもの。中米の国々ではコスタリカキューバスペイン語だが隣国でもポルトガル語や英語の国などに分かれ多様になっている。(昔の植民地時代の名残かも?)
  • 主な産業にコーヒーの生産があるが、つい先日、近くの池田町の喫茶店へ行った際にコスタリカ産のコーヒーがあってとても懐かしく嬉しい気分を味わえた。
  • また、私が指導したクラスの生徒が京都に来ていて先日に会って話したり、鹿児島に来ている人もいるので、帰国してもコスタリカと私がつながっている思いがある。今年の8月にもコスタリカへ行ってきたが、私に特別な国になっている。

 

JICA - 国際協力機構

コスタリカ政府観光局