村国山からパラグライダーが飛ぶ
「あそぼっさ!越前市ハッピープロジェクトチーム」が企画
市街地を飛ぶ、夢の景色、全国でも珍しい
「風の谷のムラクニ」人気も急上昇
8月25日の「ラッキーいとうのお気楽サンデー」は、ゲストに「あそぼっさ!越前市ハッピープロジェクトチーム」の前田武彦さんを迎えて、5月から始まっている越前市の村国山から日野川河川敷へ飛ぶパラグライダー活動や、「そうだ!村国山に行こう!」のイベントなどについてお話いただきました。
その主な内容は下記の通りでした。
- あそぼっさ!越前市ハッピープロジェクトチームは市内の若手経営者を中心に組織されており、以前から村国山を中心に市内の子どもたちに自然環境に親しみ楽しんでもらう活動を続けている。
- 今回のパラグライダーを飛ばす計画も、そのうちの一つとして企画され、勝山の「ジャムスポーツパラグライダースクール」の協力をえて実現した。2019年5月から始まっており、越前市の新たな景色として人気が高まっている。
- 村国山頂上に離陸場をつくる作業から始めたが、地元の方や越前市の理解と協力の中でスムーズに準備が進み、財政上も多くの関係者の寄付をいただいた。
- 村国山は越前市のシンボル的な山だし、市街地にも近く、自然環境も豊かなので、そこから飛ぶパラグライダーの姿は、子どもたちに新たな夢を与えられるのではと思っている。
- 村国山は標高239メートルの低い山だが、日野川方面からの空気と上昇気流があり着陸場の河川敷との組み合わせも好条件と聞いている。こんなに市街地に近い所を飛ぶパラグライダーというのは全国的にも珍しいと注目されている。電車からも飛んでいる姿が見えたと聞いている。
- 体験はプロの人と一緒に飛ぶので小学生以上なら誰でも体験できる。特別な服装ではなく長袖と長ズボン程度の軽装でよい。料金は1万800円となっている。申込先は下記のホームページからお願いしたい。
- 飛行時間は、その時の風の具合で違っているが5分以上であり、飛んでいる中でプロの人が景色のことや楽しみ方を知らせてくれる。体験した人は本当に楽しかったと言っている。飛ぶたびに、季節ごとに景色も変わるので一年を通して楽しめる。
- 4年後には新幹線が通るので、今は村国山から日野川河川敷の方向に飛んでいるが、将来的には村国山から北日野、新幹線方向にも飛ばして、新幹線から見える越前市のパラグライダーの景色を作れたらと思う。
- これまで続けてきた「そうだ!村国山に行こう!」のイベントは今年も9月27日に開くので9月2日から申し込みを受け付ける。400名参加の賑やかなイベントで好評なのでインターネットなどを通じて申し込んでほしい。
パラグライダーの体験申し込みは下記のページを参考にしてください
「そうだ村国山へいこう」の申し込みは下記のページを参考にしてください
消費者相談員の河上さん、特殊サギ実例など注意喚起
高齢者の「お金」「健康」「孤独」に付けこむ悪質商法
断りは明確に、困ったら消費者センターへ相談を
特殊詐欺被害、全国で1日平均1億円 誰もが警戒必要
消費トラブルの相談は直通電話「188.いやや」で受付け
6月23日の「ラッキーいとうのお気楽サンデー」は、ゲストに越前市消費者センターの河上由紀子さんを迎えて、最近の消費者相談や特殊詐欺の実態、個人としての対応策、今後の「エシカル消費」の話題などで放送されました。
その内容は、想像を超える悪質商法の実態と被害額など、改めてこうした問題に対する一人一人の警戒をもった対応策などの必要性と消費者センターの重要な役割を認識するものでした。
解約クーリングオフは8日以内にハガキで郵便局からできる
不審な電話は話を聞かずに、すぐ切ることが大事
「エシカル消費」で世界の環境を考えた買い物を
見つけて!「赤いカップ」目印の商品 世界の飢餓を救う活動に参加
河上さんからは、具体的な悪質商法や特殊詐欺の実態が次々に紹介されましたが、その主な内容は下記の通りでした。
- 越前市消費者センターはJR武生駅南ビルの一階にあり、商品やサービスに関する相談、苦情、契約・取引のトラブル、多重債務、特殊詐欺への注意や対応などに関しての助言や情報提供、あっせんなどを行っている。月曜から金曜日、職員が常駐しており、相談や困ったことあったら相談してほしい。電話:0778-22-3773
- 多い相談としては、ハガキによる架空請求、公共機関名を使っての偽契約と詐欺、不安をあおっての工事点検商法、名義貸し商法、個人情報収集、かたり商法など、本当にきりがないくらい多く悪質なものがある。
- 契約後でもクーリングオフで解約できる。その場の雰囲気で契約しても頭を冷やす期間として8日間があり、必ずハガキで通知、郵便局で助言を受けて書留で出せる。断る理由はいらない。
- 北陸電力、県庁、市役所、NHKなどを語る詐欺もあるが、公共機関が電話で契約や振り込め依頼は絶対にしない。電話で話を聞くだけと思って長々と話をせず、知らない人からの電話は直ぐに切る。断る時は「いいです」「結構です」はダメで、「いりません」「必要ない」「お断りします」など、はっきりという事が大事。
- 普段から、詐欺などの話や手口について知る、知人に伝える、家族と日頃から連絡をとる。断る練習などしておくとよい。インターネットの被害も多くなっている。簡単にもうかる話やうまい話は嘘と思うこと。
- 2022年には成年年齢が20歳から18歳に引き下げられるため、18歳、19歳が新たな詐欺ターゲットになる可能性があり、中学、高校生の間から消費者としての注意すべき学習や責任ある行動が求められる。消費者センターでは学校での出前講座も行っている。
- 消費者センターとして最近は「エシカル消費」という世界の環境問題や食品の廃棄ロスをなくす活動にも取り組んでいる。地球温暖化をなくすための商品選びや、食品ロスの半分近くは家庭から出ている現実を知ってもらい、「消費者として買い過ぎない、作り手として作りすぎない、売り手として売りすぎない」つまり廃棄ロスを出さない意識をもってもらうようにしたい。
- 国連世界食糧計画にそった世界の飢餓を救えという活動の「ひとりでも多くの子どもたちに学校給食を届けるためのキャンペーン」について、その周知をはかり協力をお願いしている。具体的には各種チョコや即席ラーメン、お菓子などの容器に「赤いカップ」の目印を選んでもらうと売上金の一部がその活動に充てられる。買い物の際にちよっと気を付けて寄付につながる商品(フェアトレード商品)を選んでほしい。
- 来る8月31日(土曜日)の午後1時30分から、越前市福祉健康センターで「越前市消費者サポーター研修会」を開く。誰でも参加できるので多くの方に参加してほしい。講演内容は「特殊詐欺の現状と対策」で福井県警の方の講演をお願いしている。
- 不審な電話は、警察相談電話 #9110(全国共通) 緊急時は110番
- 消費者トラブルは、188(いやや)市外局番なし 全国の消費者センターへ
◇ 7月のお気楽サンデーは、都合によりお休みです。
次回放送は8月25日です。
鯖江の6月は「吹奏楽&メガネ」フェスティバル
ゲストは「めがねのまちさばえ戦略課」の服部聡美さん
吹奏楽フェスティバルで多彩なコンサート、
小学生からプロ奏者まで出演
メガネフェスタは、めがね供養、最新モデル展示、ありがとう作文など
SDGs(持続可能な開発目標)の取り組みも同時企画
5月26日の「ラッキーいとうのお気楽サンデー」は、ゲストにめがねのまちさばえ感謝祭2019「吹奏楽フェスティバル」実行員会事務局の、めがねのまさばえさばえ戦略課の服部聡美課長を迎えて、6月1日から開かれる「吹奏楽フェスティバル」と「メガネフェス」のお話などを伺いました。
鯖江と言えば「めがねのまち」が国内外で有名ですが、小学生からプロ奏者まで参加する多彩なコンサートなどが、6月に集中して開催される内容は驚きの企画で、鯖江の新たなイメージが発信されました。
服部さんのお話の主な内容は下記の通りでした。
イベント内容はこちらを見てください。
めがねのまちさばえ感謝祭2019 – めがねのまちさばえ 鯖江市
小中学生の全国大会などの活躍が吹奏楽フェスティバルの開催につながった
スペシャルコンサートには有名な大阪の「淀川工科高等学校吹奏学部」がやってくる
- 吹奏楽フェスティバルは平成24年から始まり今年8回目。鯖江市内の小中学校の吹奏楽部の皆さんが全国大会などで良い成績で活躍していたところから、鯖江市全体で盛り上げ次の世代にもつなげようと始まり継続されてきた。小学校に吹奏楽部があるのは全国でも数少ないと聞いている。
- 吹奏楽フェスティバルの実行委員会は、そうした関係者と鯖江市が協働して構成しており、吹奏楽をとおしての市民協働やまちの活性化賑わいにも繋がっている。
- 今年のフェスティバルは6月1日に吹奏楽ライブ、9日にスペシャルコンサートを開き、他にも8日にプロの「緑黄色社会」コンサート、さらに16日は「ソノーレ・ウィンドアンサンブル」、28日は鯖女ファーストコンサートなど、多彩なイベントが企画されている。
- こうした企画イベントには、市内の保育園、小学校、中学校、高校、消防音楽隊など、色んな人たちが出演するので、関係する人たちも多く参加し、市民あげてのイベントとして広がっている。吹奏楽を通じて各界のつながりが深まっているように思う。
- また、6月1日~9日の期間はSDGs(エスディージーズ)ウィークとして国連の「持続可能な開発目標」の趣旨に沿った鯖江市の活動内容などを紹介周知する取り組みもフェスティバル会場で行うので、ぜひ、みてほしい。一例としては「眼育、女性が輝くまちづくり、ゆるい食堂」など活動団体や企業からの紹介展示も予定されている。
メガネフェスは、6月8日と9日に開催
グッズ手づくり、テクノ法要、メガネリンピックなど、おもしろ楽しみ企画いっぱい
- このイベントは県眼鏡協会が主催し8・9日に市文化センターと「めがねミュージアム」で開かれ、今年が6回目の開催となる。メガネにありがとうの意味と楽しいメガネというイメージが打ち出されている。
- イベント内容はメガネ供養セレモニー、めがねの素材で手づくりグッズをつくるワークショップ、新製品や珍しいメガネの展示ギャラリー、1分間に何個のメガネを顔にかけられるかというメガネリンピック、めがねよありがとう作文の優秀作品発表会、めがねBRA、体験工房など、年代を問わず楽しめる企画がいっぱいある。
- めがね供養は、使わなくなったメガネを皆さんに持ってきてもらい供養するとともに、まだ使えるメガネを発展途上国に送る取り組みも行っている。
- 8日には「つじあやの」さんのコンサートも開かれる。また、めがねグルメでは色んなお店が出店していて、めがねに関する企画スイーツなどが楽しめる。
移住して越前町で住職に 山田靖也さんがゲスト
自分の生き方の理想と「僧侶」が一致
後継者おらず廃寺の危機、依頼されて住職に
5月28日の「ラッキーいとうのお気楽サンデー」は、ゲストに越前町宿・善性寺住職の山田靖也(法名・黙鐸)さんを迎えて放送されました。
山田さんは名古屋市出身で東京の大学を卒業後、四国遍路や世界各国をまわり、人としての行き方や自然農法を学び、現在は越前町で住職をしながら、旧越廼村で古民家を改修しての農家民宿と自然農法による「いただき繕」の活動を続けていることなどを話され、豊かな内容に一時間があっと言う間に過ぎた感じでした。
生きる力を身につけたい 自然農法「いただき繕」活動へ
地域の盛衰が、お寺の盛衰、逆もまたしかり
これからは「お供え お菓子革命」に挑戦してみたい
お話の主な内容は下記の通りでした。
- 大学卒業後、新聞社に就職したが、在職中「何のために生きているのか」という思いが捨てきれず3年目にして退社し、四国遍路、カナダ留学、イタリア、イギリス、スコットランド、コンゴなどをまわり、「生きる力」を身につけたいと農に興味を持った。そして福井で自然農法に出会い移住した。
- 2014年、限界集落となっていた旧越廼村八ツ俣集落で古民家を改修し農家民宿をはじめ、自然農法による「いただき繕」の活動をスタートさせた。レストランも併設しているが現在は農家民宿が主で、今回の大型連休も全て予約が詰まっている。
- 僧侶になったきつかけは、2015年に越廼地区のお寺の法事に誘われて参加した際、法話を聞いたことからだった。僧侶は、公的に生きる人、社会的に貢献できる生き方を貫ける!と感じ、自分の生き方の理想と「僧侶」像が一致した。2016年に浄土真宗西本願寺派の僧侶としての試験と研修を重ねて得度した。
- 2017年4月、後継者がおらず廃寺の危機にあった越前町宿の善性寺の役員さんから鯖江の報恩寺さまを通して後継住職としての依頼があり、9月に就任した。檀家の人たちからはとても喜ばれた。古民家から寺までは車で15分なので「いただき繕」や農家民宿との両立ができている。
- 善性寺の本堂は珍しく2階にあり、そこは日本海が目前に見えるオーシャンビューの素晴らしい景色である。寺のモットーとしては「心と身体を繕う寺」としており、新たな活動として、地元の方たちとの精進料理教室、餅つき大会、年越しそば、鐘つき大会、法要の際のコンサートや余興などがある。「地域の盛衰が、お寺の盛衰、逆もまたしかり」そんな思いがある。
- これから始めたい事としては、「お供え お菓子革命」に挑戦してみたい。各地のお寺では法要などのお供えが多いと子ども食堂などへ寄附しているが、そのお供えのお菓子の内容や素材を考え、無添加無農薬の心と体を繕うお菓子を作りたい。加工所を確保して、例えば「善性寺せんべい」「善性寺まんじゅう」などをつくれたらいいなあと思いぜひ実現したい。
いただき繕の活動は、こちらのページをご覧ください。
大阪で活躍中「wooms」祐香さんと聖歌さんがゲスト
好評のCD「最後の雪」で全国デビュー
祐香さんは鯖江出身、聖歌さんは岸和田出身
3月24日放送の「ラッキーいとうのお気楽サンデー」は、ゲストに大阪を中心にライブやコンサート活動で活躍中の女性ボーカルデュオ『wooms (ウォームズ)』の祐香さんと聖歌さんをゲストに迎えました。
2017年デビュー以来の活動やAmazonでも販売されているCD「最後の雪」などのお話を伺いました。番組内では「最後の雪」「愛しい人」の二曲が紹介されました。
祐香さんは鯖江市出身ということで、故郷や家族への想いと音楽活動のつながりなどの話題も含めてのお話でした。また音楽専門学校で知り合った二人の仲の良さが番組中でも随所に感じられました。
さらに、番組中に大阪のファンの方から何通ものコメントが届き、そのつど紹介されるなど笑いと感謝の「楽しいラジオ」の時間でした。
お二人の主なお話は下記のとおりでした。
ライブでは、お客さんと一緒に泣いて歌うこともある
今年は、アルバムづくりと発売を計画
福井でのライブもぜひ実現したい
「ツイキャス」でも生の声を聞いてほしい
- 二人は大阪の音楽専門学校で知り合い、祐香が低音、聖歌が高音を担当し、性格の相性もピッタリということで「wooms」結成となった。
- 出場したオーディオンで認められ2017年秋に最初のCD「最後の雪」で全国デビューとなった。作詞.作曲は祐香が担当している。このCDはAmazonでも取り扱われており、全国のファンから購入されている。
- 主な活動は大阪市内のライブや合同コンサートなどを続けている。また「ツイキャス」での発信も毎週火曜日にしており、ツイキャスの中でwoomsと検索してもらえれば歌とおしゃべりが聞いてもらえ、ファンと双方向性の中でのお話も楽しんでいる。
- これまでに10曲のオリジナル曲を作っているが、傾向としては悲しい曲が多く、ライブでは、その世界に入り込み、お客さんも泣いたり、私たちも泣いて歌うこともある。自分たちは「ネガティブユニット」?と自虐ネタを言うときもある。
- そんな悲しい曲は、映画やドラマなどをみて最大の悲しみに浸る時に出来ることが多く、祐香がつくり、最初に聖歌に聞いてもらって二人で号泣の時がある。
- 音楽専門学校では、作詞、作曲、歌唱など一日中全ての時間が音楽という感じで、その二年間はとても貴重な時間だった。
- 故郷の家族が祐香が小さいころから色んな形で応援してくれている。CDもたくさん買ってくれたし、ツイキャスも聞いてくれて祖母も常にメッセージを入れてくれている。励まされて嬉しい。
- 今後の目標としては、活動の場所を大阪や京都以外の所にも広げていきたい。そして祐香の故郷である鯖江や福井県内でもライブを開きたい。サンドーム福井での公演などできたら最高だけどー....。
- 今年中に、woomsのアルバムを作成し、全国の皆さんに私たちの歌を聞いてほしいと思っている。福井の皆さん、ぜひ応援してください。
3月8日は「38 鯖の日 SABAEの日」イベント
「鯖」のつく自治体は全国で鯖江市だけ
「丸焼きサバ」の文化を鯖江から発信
2月24日放送の「ラッキーいとうのお気楽サンデー」は、ゲストに鯖江地区まちづくり応援団の橋本国宏代表、事務局の片山弘敏さん、吉村明美さんを迎えて、3月8日開催の「38 鯖の日 SABAEの日」のイベントと、「第3回 さばえ狂歌作品コンクール」の取り組みなどが紹介されました。その主な内容は下記の通りでした。
「38 鯖の日 SABAEの日」 鯖江公民館で鯖700匹を販売予定
食文化の継承、地域の賑わい 交流、昨年から大好評
- 鯖江はものづくりの街、メガネのまちで有名だが、合わせて地元の歴史や文化の継承、そして地元の皆さんの交流を深めたいと考えて鯖江地区まちづくり応援団が昨年から3月8日に「38 鯖の日 SABAEの日」のイベントを企画した。
- 昨年は大雪の後、始めての企画で心配したが、予約に加え当日用の70本もあっという間に売り切れて参加者から大好評だった。毎年開いてほしいとの強い要望も多かった。今年はすでに予約も450本あり、当日来場も増えると思われるので約600本を用意している。
- 鯖の仕入れは魚屋さんの組合経由で鯖江市や越前町の業者さんが届けてくれ、現場でも焼いてもらっている。
- 丸焼きさばを中心に、焼き鯖寿司、棒さば寿司、へしこおにぎりなどを準備している。予約の「丸焼きさば」は、1本1100円だが、脂ものって大きく美味しいと大好評。
- 日時は、サバのごろ合わせで3月8日、鯖江公民館で10時から16時まで開催し、近くの人たちや高齢の方も出てきてもらって顔を合わせて交流してもらえる場にもしていきたい。
- 鯖江地区まちづくり応援団として企画しているので、こうしたイベントを通して仲間も増えている。またお手伝いしたいと言ってもらえる女性も増えているので嬉しい。鯖を通じての町の賑わいや活性化にも役立つと思っている。宣伝のチラシは鯖江地区全体に個別配布したり、関係する団体企業、応援団の知人などを通じてPRしている。
- 鯖のイベントを行っている小浜にも視察に行ってきた。大野の夏の活動も有名だし、これから色んな形で連携していきたい。近年の鯖ブームもあつて益々さかんになるのではと期待している。
第3回「さばえ狂歌」作品コンクール 全国からの作品公募中
ペリー来航の狂歌は、第七代鯖江藩主「間部詮勝(まなべ あきかつ)」が詠んでいます。
「泰平の 眠りを覚ます じょうきせん たった四杯で 夜も寝られず」
入賞作品は、西山公園のつつじまつりぼんぼりにも掲示されます。
- 第三回「さばえ狂歌」作品コンクールは4月15日締め切りで全国から作品を公募している。1回目は161首、68名、2回目は310首、114名の応募があり、東京、神奈川、山口など県外からも作品が寄せられた。
- 「さばえ狂歌コンクール」を企画した思いは、幕末に活躍した第七代鯖江藩主の「間部詮勝」公がペリー来航の際に詠んだ「泰平の 眠りを覚ます じょうきせん たった四杯で 夜も寝られず」という有名な狂歌を通して、鯖江の歴史と文化を全国に広めたいと思ったから。
- ペリーが来航した横須賀市のペリー公園には、「泰平の 眠りを覚ます じょうきせん たった四杯で 夜も寝られず」の狂歌にまつわる石碑があり、ペリー記念館もある。また現地の村史には、この狂歌は「間部詮勝」が詠んだものとして示されている。
- この狂歌の「じょうきせん」というのは、当時の高級緑茶(上喜撰)が一杯でも夜に眠れないと言われていたので、その高級緑茶とペリーが乗ってきた4隻の蒸気船をかけた風刺作品となっている。
- 狂歌は短歌の五七五七七の音で構成する形であり、社会風刺や皮肉、滑稽などを詠み込んだもので庶民感覚を表す文化でもある。俳句と川柳は五七七の音で構成され俳句には季語があるが川柳には季語はなく風刺や滑稽が込められている。
- 作品コンクールは4月15日が締め切りで公募中であり、鯖江公民館のホームページから応募用紙がダウンロードできる。本人が創作したもので未発表に限られる。結果発表は5月6日に鯖江市の「まなべの館」で行われ、市長賞や優秀賞などが表彰される。また、優秀作品は西山公演のつつじまつりのボンボリに掲示される。
- 横須賀市で7月に行われている「黒船祭」への参加や、記念館での作品掲示も今年は予定されていて、鯖江という点から横須賀市への線、全国でも珍しい狂歌作品のコンクールなので全国的な面への展開など、さらに発展させていきたい。
- 応募先 問い合わせは、鯖江公民館 0778-51-3010 FAX0778-51-3011
下記のチラシをご覧ください。
エスキーテニス、幅広い年代で楽しめる
越前市の「国高クラブ」の皆さんがゲスト
卓球、テニス、バトミントンを合わせた競技
2019年最初の「ラッキーいとうのお気楽サンデー」は、1月27日、エスキーテニスを楽しまれている越前市の「国高クラブ」の、小原さん、安久さん、小畑さんを迎えて、前半は先週に発表された「サラリーマン川柳」、後半は「エスキーテニス」の紹介や皆さんの活動についての話題で放送されました。
発祥は広島「スポーツを通して平和を」への願いから
福井でも男女各20チームで大会、全国大会も盛況
福井国体ではオープン競技として開催されて参加
皆さんからのお話は主に下記のような内容でした。
- エスキーテニスは1948年ころに「スポーツを通して平和を」との願いを込めて原爆投下された広島で生まれ、現在は全国各地に普及しており、全国大会も開催されている。
- 競技の内容は、羽根のついたゴルフボール大のゴムボール(直径4cm)を卓球のラケットを一回り大きくしたラケットでネット越しに打ち合うもの。ボールにはバトミントンのシャトルのようにボールの速度を落とすための羽根がついている。
- コートのサイズは、テニスコートの8分の1くらいで、長さ8メートル、横4メートル。屋内外でラインテープを使用してどこにでもコートをつくれる。高さ30cm程度のネットを張って試合が行われる。
- 勝負はシングルスとダブルスがあり、福井では主にダブルスでの試合が多く行われている。試合は11点先取の3セットで2セットを先取したほうが勝者となる。試合時間は最速だと10分以内のこともあり、体制が整わないうちに一気に決まることもあってスピードと技術が求められて面白い。
- 自分たちの「国高クラブ」は、毎週土曜日の夜6時から、越前市の国高にある「式部ふれあい館」で練習している。メンバーは20人くらいで、年代は最高齢は93歳、若い方は10代ですごく幅広い人達が楽しんでいる。高齢者は技術で、若い方は力で勝負という場合もあるが、若い人が常に勝つこともないので味がある。
- 県大会では男女それぞれのクラス毎に分かれて試合が行われ、その結果によって全国大会に参加できる。自分たちも全国大会に参加して楽しかった。県内の大野上庄クラブの地元で行われる大会では名産の「いも煮会」があるのが嬉しい。
- これからも練習を続けて何回も全国大会に参加したい。そして県内でも多くのエスキーテニスの仲間を増やしていきたい。
関心ある方は、0778-23-0047(国高・式部ふれあい館)に連絡してほしい。
また毎週土曜日の夜に見に来ていただけるとラケットもあるので気軽に体験してほしい。