ラッキーいとうの「お気楽サンデー」ブログ

たんなん夢レディオで毎月第4日曜日に放送の「お気楽サンデー」の記録です。次回放送は9月26日です。(12:00~13:00)です。

「猫の日」と「深ぁーい味噌の話」で盛り上がる

名曲を聴かせる味噌の味は? 米と味噌は一心同体?

2月22日は「2」が3つ並んで「にゃ、にゃ、にゃ」と読ませる「猫の日」でした。そこでスタジオには可愛い猫の置物も登場し、前半は自宅でも猫を飼っているというラッキーと当日の話し相手で大のネコ好きの「あけみ」さんがネコの生態いろいろについて語りました。

また「気になるニュース」では最近の非正規労働者解雇などの実態と背景についてラッキーいとうが「現在の状態は正常な社会システムとは言えない、このままでは将来の日本社会そのものが貧困や格差で壊れてしまう」と熱く語りました。

ゲストは越前市で100年以上の歴史をもつ「マルカワみそ」の代表取締役・河崎宏さんを迎え、日本の食生活に欠かせない味噌の魅力と最近の動きなど面白い話がてんこ盛りでした。主なお話は下記のとおりでした。

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味噌には「米みそ」「麦味噌」「豆味噌」などがあるが多くは米味噌が使われている。「白みそ」というのは米の麹をかなり多く使うもの。味噌の原料は「大豆」「米」「塩」が主なもの。九州では麦味噌、東海では豆味噌もおおい。

味噌を作るのは寒い冬で、その後の春、梅雨、熱い夏の自然な温度の中で醸成させて自然風味の味噌を作っている。そのため仕事的には一年で超多忙と味噌を寝かせている間の落差が大きい。スーパーで売っている中には短期間で作る方法のものも多い。

クラシック音楽を聴かせて作っている味噌の味は、極端にどうだとは言えないが、水と音楽の関係は立証されているので、影響があることは確信できる。(写真左のヴィバルディの味噌)

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味噌樽は三年前にも新調したが材料は「吉野杉」と竹は京都の特別の竹を使用し、100年以上使える。家の新築と同じように年月日と作成者の名前を書き込む。その桶で作る味噌の名前は「未来」と名付けた。(写真右の黄色のパッケージ)

最近は国内での味噌の消費量は減少している。米食の減少が大きな影響といわれている。米の消費が増えれば味噌の消費も伸びる。日本の米文化を守りたい。

その一方、外国での和食への期待が高まっていて輸出される味噌は増えている。マルカワ味噌もヨーロッパなどで食べられている。

最近は家庭で味噌づくりをする方も増えているので、それに必要な機械など無料で貸し出すお手伝いもしている。

越前有機味噌蔵 マルカワみそ