ラッキーいとうの「お気楽サンデー」ブログ

たんなん夢レディオで毎月第4日曜日に放送の「お気楽サンデー」の記録です。次回放送は9月26日です。(12:00~13:00)です。

越前市の空へ「コウノトリ」を 5年計画で活動開始

「コウノトリを呼び戻す農法」 夢を持って、環境と農業の両立はかる

4月26日の「お気楽サンデー」は、話し相手に越前市の笠原さん、ゲストに越前市の「コウノトリを呼び戻す農法米」部会の、恒本さんと稲葉さんを迎えて放送されました。

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最初の「季節の便り」コーナーでは、笠原さんと春の山菜の種類や食べ方について話が広がり、笠原さんからは「ぜんまい」と「わらび」を間違えて食べたこと、ラッキーいとうからは「蕗の薹」が「蕗」と同じだとは知らなかったことなど、笑えない笑い話も紹介されました。

続いてのプロ野球での福井県出身選手の紹介では、ラッキーいとうが広島東洋カープについて熱く語り、その中でも「東出」「天野」の二選手は鯖江市出身であること、また「斉藤」「横山」の二投手も福井県出身であり、現在のカープは県内選手なくしては成り立たないと熱弁、さらに楽天の牧田選手や、西武の山岸、梅田、ロッテの林など鯖江市や越前市出身の選手を応援しようと呼びかけました。

また「福井ミラクルエレファンツ」の「慶家」「山岸」選手も鯖江高校出身であり、鯖江は県内の著名な選手の大半を生み出している地域と紹介しました。

ゲストの「コウノトリを呼び戻す農法」部会の恒本さんと稲葉さんは、39年前に武生市の白山地区に飛来したコウノトリを見た体験を懐かしみながら、再び白山地区や坂口地区へコウノトリが飛来し生活できる環境を作りたい、そのために自然環境を優先した農業を展開したいと次のように話しました。

具体的な活動は昨年から始めており今は9名の会員が自然農法の米作りに向けての作業を手掛けている。コウノトリ1羽の生息に必要な餌場の面積は4ヘクタールと言われており、その田圃が点在ではなく集中した面積を確保したい。

コウノトリの餌は、カエルやタニシ、小魚、蛇なども含め、科学肥料が使われていない自然の水田でこそ安心して食べられる餌が育つ。そのためには肥料、除草や抑草などに特に注意が必要で米ぬかを田んぼに撒く方法をやっている。(写真は米ぬかをペレットにしたもの、これを水田にまく)

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米の収穫量は少し減るかも知れないが特別栽培米の美味しいコメとして愛称など募集しながら農業と環境、生活が調和できる地域を目指したい。

最近、福井新聞社が近くにコウノトリ支局を設置するなど各マスコミでの紹介や支援が大きく活動の励みになる。プレッシャーにもなるがぜひ成功させたいと思っている。

昨年からの5年計画で進めており2012年には39年前に白山に飛来したコウノトリ「武生」の孫を豊岡市から譲ってもらい、白山と坂口の空に舞うコウノトリを見たい。

コウノトリ呼び戻す農法米