越前市「劇団たけぶえ」 8月にポルトガルとフランスで合同公演
甘えのない、演劇の真剣勝負が魅力
7月26日放送のお気楽サンデー、前半は福井市の伊原さんとラッキーいとうが「朝顔」の話題や、今夏増えているというマイボトル、そして衆議院の解散などについて語り、後半の「あなたが出番」のコーナーでは8月にポルトガルとフランスで地元の劇団と合同公演をする越前市の「劇団たけぶえ」の柴野千栄雄さんが、海外公演の魅力などを楽しく語りました。
柴野さんの海外公演の主な内容は次のような話でした。
- 今回の公演は来る8月12日から25日の日程で、ポルトガルで一公演、フランスで三公演する。
- 上演作品はシェイクスピア作品である「テンペスト、日本名では嵐」。
- ポルトガルとフランスと劇団たけぶえの三劇団のキャストによる合同公演である。セリフはそれぞれの国の言葉で行われる。
- 芝居の登場人物の中に通訳のような形の者がいて一定の理解ができるようになっている。
- 越前市の劇団たけぶえのメンバーに福井や三国、名古屋の劇団スタッフも参加する。
- 台本は、ポルトガル語、それをフランス語、日本語に翻訳し三カ国用の台本がある。
- 日本語訳ではポルトガルの日本大使館の人にもお世話になったと聞いている。
- 公演には元武生市の国際交流員だったブラジル在住の松酒早苗クリスチーナさんが来てくれる。
- 演劇「テンペスト」は、戦いなどの憎しみを断絶し「許す」ことの大事さを訴える内容である。
- これまで海外公演は、オランダ、ドイツ、カナダ、韓国、ポルトガルで行ってきた。
- その魅力は地元だと甘えや遠慮での評価が多いが、海外では演劇の真剣勝負が面白い。