今年のヒット商品、流行語、日本の島々など話題
保育園での「ダンボールコンポスト」生ごみたい肥づくりの取り組み
子どもたちは「まほうの土」と呼び、育てた野菜は給食に
11月28日放送の「お気楽サンデー」は、前半は今年のヒット商品30点、今年の流行語、今年のヒット曲。ラッキーいとうの「気になるニュース」では最近の尖閣諸島や北方領土の問題に関連して「日本の島々」を話題としたトークが行われた。
その中では、日本の島は全部で6852もあること、最も大きい島は佐渡島、人口の多い島は淡路島。島の定義は自然の陸地で水に囲まれ高潮時においても水面上にあるもの、海岸線が100メートル以上を数えている、などと紹介された。
また、多くの島のおかげで日本の領海をふくめれば、日本の法律が適用される領土としての範囲は世界で六番目の広さになる事も紹介された。(国土の大きさは世界で61番目)
ゲストは、越前市立家久保育園で「ダンボールコンポスト」の活動をしている保育士の福岡照美さん。
そして、家庭でも同じ取組みを行っている大久保美由紀さん親子により、次のような話を紹介した。
- ダンボールコンポストは、ダンボールの中にミズゴケなどの植物性有機物である「ピートモス」と「もみ殻くん炭」を入れ、その中に野菜や果物の生ごみをいれてかき混ぜながら「たい肥」の土にするものである。
- 誰もが簡単にやれるので保育園では、給食の果物の皮や食べ残しなど生ごみをダンボールコンポストに入れている。
- 子ども達も喜んで入れて土を混ぜている。土は温かい。
- 匂いもなく、入れた物が消えていくので子ども達は「まほうの土」と呼んでいる。
- その土を利用してプランターで野菜や花を育てて給食に使って食べている。
- ごみと土づくり、植物の成長と収穫、それを食べる喜びなど、新しい発見や面白さを感じているようだし、環境教育の面でもいい感じになっている。
- 保育園の取り組みをみて家庭でも始めたが、子どもが率先している中で家族みんなが協力し、家中の共通の話題が出来たり、新たな会話ができてきた。
- これから、他の保育園や近くの家庭でも増えたら嬉しい。