どん栗、なでしこリーグ、たけふ菊人形など話題
ゲストは、鉄道ジオラマ 「みまさか鉄道」の浅村さん
消え行く電車、いつまでも走らせてやりたい、楽しみは尽きず
9月25日放送のお気楽サンデーは、前半は季節の話題「どんぐり」の話で、童謡のどんぐりころころの歌には実際のモデルがいたことや食用としての利用が紹介された。そして、なでしこジャパンとなでしこリーグの現状、10月1日開幕の第60回たけふ菊人形の見どころなどがラッキーから紹介された。
後半の「あなたが出番」のコーナーでは、ゲストの鉄道模型作りを楽しんでいる鯖江市の浅村弘一さんから、鉄道ジオラマの世界と楽しみ方などについて新鮮な話題が次々と語られました。
その主な内容は次の通りでした。
- 鉄道ジオラマで作られるものは電車だけではなく、レール、街、駅、人、車などがあり、電車には全体のしっかりした風景の中を走らせてやりたいと思っている。
- 速度は人が小走りくらいの速さで走ることができる。
- 模型の世界だけど実際の150分の1の比率で作られ、現実に近いジオラマの世界になっている。新幹線の電車は少し大きめの160分の1で作っている。レールの幅は9mmで統一している。
- 年月とともに各地や各都市を走る電車が消えていくが、ジオラマではその電車をつくり、自分の好きな車両を手元にいつまでも残すことができる楽しみがある。
- 中学生の頃から電車が好きになり高校の教師がお師匠さん。
- 長い付き合いだが鉄道ジオラマの世界への興味と楽しみは尽きることがない。
- 電車づくりに当たっては、まず、その電車の資料を集めることであり、本や写真のほかに、実際の電車を見て写真撮影するところから始まる。
- 撮影は正面や横は当然だが跨線橋からのパンダグラフの形などの上からの撮影やホームでの足回りの撮影、窓やシート、トイレの車内撮影など、立体的に把握できる撮影が求められる。止まっているなら楽だが走る電車では一台を撮影するのに何時間も何日もかかる場合が多くて苦労する。
- 材料はプラモデル用のプラスチックを主に使い、色付けなども細かな作業になる。
- 実際に走らせるのでモーターの搭載、重さの違いにも気を使う。
- 最も大変なのは電車の顔とも呼ばれる正面で、最近の電車は円や曲線のものが多くて大変苦労する。
- 現在は地元の福井鉄道の電車や北陸線の新しい車両も作成している。
- 福井鉄道だけでも相当多くの車種がある。
- 10月16日の鉄道の日に福井鉄道の「北府駅」でイベントがあり、その中で展示する予定なので見てほしい。
- 全国的なイベントでは、2月に神戸、6月に広島で開かれる大きなイベントに参加している。
10月16日(日) 鉄道の日 福武線「北府駅」で、浅村さんの鉄道ジオラマが走ります
浅村さんのブログ「みまさか鉄道」も、ご覧ください。