花筐物語、アースディー、さばえ菜花まつりなど話題満載
越前市花筐公園170年祭、5五年計画でスタート
コンセプトは、「出逢い」「再会」「想う心」で「花筐物語」として開催
3月24日、「お気楽サンデー」のスタジオには菜の花が飾られ、ゲストが次々と登場する賑やかな中で放送が行われました。
最初のゲストは、越前市粟田部地区の花筐公園170年祭実行委員会事務局の小柳和則さん。
記念事業の多くの内容が紹介され、一味違う「花筐物語」に県内外からぜひ多くの皆さんに来てほしいと呼びかけました。主な内容は下記の通りでした。
- 花筐公園は1844年(弘化元年)、関甚兵衛さんが奈良吉野から40数本の桜を移植し「桜ケ丘」として産まれたのが発祥。
- その後、継体天皇と照日の前の悲恋物語が謡曲「花筐」として歌われたことから、二人の出身地とされている粟田部地区の公園として「花筐公園」と名付けられた。
- 昨年に記念式典の話が出て、せっかくだから中長期的な取り組みを行おうとなり、各種団体や個人による実行委員会が結成された。
- 公園整備を中心に五年間、公園と地域に多くの人を呼び込む賑わいの記念事業にしたいと考えている。
- コンセプトは「継体天皇と照日の前」の物語にちなみ「出逢い、再会、想う心」としている。
- 具体的には桜、みもじ、の植樹、特に「想い出桜」として市民の皆さんにお祝いや記念の植樹をしてもらうイベントを今年から始める。
- また「きっと叶うタブレット事業」として、植え替える際の老桜を活用した絵馬を作り、それに願いを書き神社に奉納してもらう。
- いずれも桜の季節や願い事の叶った時などに再び出逢い、再会、想う心につなげたい企画である。
- 今年の企画は年間を通して春夏秋と継続するイベントを開いていく。
- 春の桜祭りでは「想い出桜植樹」「まちなかアートラリー」「さくらスイーツの発表」「絵馬制作」「桜数え隊」。
- 夏は「花筐公園でのNHK全国ラジオ体操大会」「昔の消防ポンプデモンストレーション」。
- 秋には「もみじ祭り」「加藤登紀子コンサート」などを関係機関や越前市と共に企画している。
続いては、4月28日開催のアースディーについて実行委員会の川端さんから今年のアースディーと事前イベント映画「いのちのリンゴ」の紹介と参加呼びかけがありました。
「さばえ菜花」まつり、4月20-21日。観て、食べて、遊んで、楽しむイベント
鯖江市職員の「まちづくりサポーター」、「Eボート」などで参加し盛り上げ
三番目のゲストは、今年4回目を迎える「さばえ菜花まつり」実行委員長の三原義啓さんと、鯖江市職員の鎌谷道人さん。
お二人からは次の話題が紹介され盛り上がりました。
- さばえ菜花まつりは今年で4回目。
- 日野川河川敷を彩る菜花は「さばえ菜花」という新品種の菜花であり、他市に咲いている菜花とは違っている。毎年、現地で種を採取して育てて咲かせていることをぜひPRしたい。
- 二日間、多彩なイベントが行われるので、大人も子どもも誰でも楽しめる内容になっている。ミニ電車、ふわふわ、お馬さんにのろう、ステージイベント、ニュースポーツの他に「さばえ菜花」を使った菜花グルメいっぱいの「なばな屋台」は特に人気。
- 「農家めぐりツアー」というイベントは市内各地の農家を訪ねて、生産者の意気込みや生き方を聞いたり話し合ったり、そして現地でしか食べられない自慢料理を味わうイベント。とても好評で定員40名がすぐに埋まるほど。
- 実行委員会には市内の各種団体が参加し学生、鯖江音頭、やんしきおどり、消防音楽隊、青年団などが共に集い楽しみながら協働している。
- 市職員も自主的に多く参加し汗を流して一緒に楽しむ雰囲気が生まれているのが嬉しい。
- 鯖江市の若手職員で「まちづくりサポータ」が自主的に組織されていて、市民協働の形で菜花まつりにも参加している。
- 「日野川に砂礫河原をとりもどす委員会」にも参加しており、当日は「Eボート」という大きなボートで日野川からの菜花風景を楽しむイベントを企画している。
- 市民の皆さんと自主的に参加する市職員の間では、行政職員と市民という形とは全く違う触れ合いができて、とてもいい経験が出来るので面白い。
- Eボートの他にビデオ撮影なども当日は担当する。
- 「さばえ菜花まつり」など鯖江市の観光ホームページもご覧ください。