舞鶴若狭自動車道や「消費者相談」など話題
7月20日 15時に舞鶴若狭自動車道全線開通
敦賀~小浜が約30分短縮、嶺南と嶺北が近くなる
6月22日放送のラッキーいとうの「お気楽サンデー」は、ゲストに鯖江市消費者センターで活躍中の吉田なおこさんを迎えて放送されました。
前半は来月に全線開通する「舞鶴若狭自動車道」開通によって、敦賀~小浜間が30分近くも短縮される事、三方五湖、熊川宿、小浜の観光地の紹介、福井県内の嶺北と嶺南の交流促進、産業振興、災害時のアクセス道路としての役割などが語られました。
若い人はネットショッピング、高齢者は健康食品の被害多い
困ったら、ぜひ、消費者センターへ相談を
後半はゲストの鯖江市消費者センターの吉田なおこさんから、最近の消費者相談の実例や、自分を助けるためのアドバイスを話していただきました。主な内容は下記の通りでした。
- 消費者相談の内容も時代とともに変化している。最近はパソコン、携帯、スマホ利用によるネットショッピングでの相談が多い。
- 格安サイトで注文し前金支払いしたが、商品が届かない。商品は届いたが偽物ブランドや使えない物が入っていた。返品や問い合わせをしたくても業者と連絡が一切とれない。パソコンを注文したが、箱の中身は電話帳という被害もあった。
- こうした通信販売はクーリングオフの対象にならない。店の所在地、店名、電話番号など、信用できる店かどうか、購入前に十分な調査することが大事。利用規約は全て読み、返品条件も事前に確認しておくこと。
- 店のメールアドレス、連絡先、注文内容などは印刷するなどして保存しておく。日本語の文章が変な店は、海外サイトや日本人に成りすましたサイトのケースがあるので注意する。
- 支払いは、口座振り込み、クレジットカード、代引きなど複数用意されている店を選ぶ。代引きの場合でも到着時に直ちに中を開けて確認する。違っていたり、壊れていたらすぐにに連絡するか返品する。
- 高齢者には、注文した覚えのない健康食品などを強引に威圧的に電話勧誘するケースが多い。資源エネルギー、金融商品、未公開株などの「買え買え詐欺」の劇場型勧誘が増えている。
- 付け込まれる3大要素は「健康、お金、孤独」である。知らない人からの儲け話、やさしい言葉には要注意。絶対にお金を渡さないこと、一度すると重ねて狙われる。
- 自分を守る4つの言葉は、
・「買いません」
・「必要ありません」
・「二度と勧誘しないでください」
・(訪問に対しては)「帰ってください」
相手にならずに毅然と断ること。 - とにかく、困ったら消費者センターへ相談してください。
- 町内やグループ、集まりへの出張講座もしていますので声をかけてください。
鯖江市消費者センター
鯖江市西山町13-1 鯖江市役所の2階
電話:0778-53-2204
福井県内の消費者センターは以下のページでご確認ください。
福井県の消費生活センター等(全国の消費生活センター等)_国民生活センター