ラッキーいとうの「お気楽サンデー」ブログ

たんなん夢レディオで毎月第4日曜日に放送の「お気楽サンデー」の記録です。次回放送は9月26日です。(12:00~13:00)です。

「切り絵は、切る・色づけ・題材・絵心など奥深い」 ろうきん友の会 横井さんゲスト

武生地区 労金友の会「切り絵教室」にぎやかで楽しい
20年の活動で、美術展入賞者も多数

2月26日の らっきーいとうの「お気楽サンデー」は、ゲストに武生地区・ろうきん友の会の「切り絵教室」代表の横井武美さんを迎えて放送されました。前半は立春から3月に向かう季節の便りで二十四節気の話題でした。番組後半では、横井さんから切り絵教室の活動や切り絵の制作などの楽しみなど、主に下記のようなお話がありました。

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  • 「ろうきん友の会」は、ろうきん(全国労働金庫協会)で年金振り込みを受けている人たちの組織。その中の武生地区ろうきん友の会に約20年前、「切り絵教室」がスタートした。毎月2回、ろうきん丹南支店の3階で活動をしている。約10名のグループで女性が多い。
  • 制作には100円ショップで購入できるカッターが多く使われるが、刃先の角度が違うカッター(※)で微細な題材を仕上げることもある。道具としては赤ボールペン、画用紙、和紙、障子紙、スプレーのり、ゴムマット、定規などが必要。
  • 切り絵のデザインや原画は風景、人物、動物、寺社、伝統芸能など幅広く、日常生活の中でも常に切り絵になるシーンを追いかけたり写真を撮ることも多い。
  • 切り絵はモノトーンの白黒イメージが強いが、多彩な色使いの作品も増えている。色和紙の工夫や、納得できる色を自分で作り出すことが本当に難しく苦労する。
  • 作品は小さなものから大きいものまで様々。過去には縦100cm、横73cmという大作で武生のコウノトリ放鳥を約9か月かけて作ったこともある。A3サイズの大きさでも数か月かかる。
  • 一つの作品が仕上がると、充実感、達成感も味わえて喜びは格別で、その思いが次につながる。作品の発表は5月と11月にろうきん丹南支店内のロビーで展示されるほか、各自が市美術展などに出品し市長賞や入選など受賞している。

 

※横井さんが切り絵制作に使用しているカッター

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 ろうきん丹南支店