ラッキーいとうの「お気楽サンデー」ブログ

たんなん夢レディオで毎月第4日曜日に放送の「お気楽サンデー」の記録です。次回放送は10月27日です。(12:00~13:00)です。

移住して越前町で住職に 山田靖也さんがゲスト

自分の生き方の理想と「僧侶」が一致
後継者おらず廃寺の危機、依頼されて住職に

 5月28日の「ラッキーいとうのお気楽サンデー」は、ゲストに越前町宿・善性寺住職の山田靖也(法名・黙鐸)さんを迎えて放送されました。

山田さんは名古屋市出身で東京の大学を卒業後、四国遍路や世界各国をまわり、人としての行き方や自然農法を学び、現在は越前町で住職をしながら、旧越廼村で古民家を改修しての農家民宿と自然農法による「いただき繕」の活動を続けていることなどを話され、豊かな内容に一時間があっと言う間に過ぎた感じでした。 

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生きる力を身につけたい 自然農法「いただき繕」活動へ
地域の盛衰が、お寺の盛衰、逆もまたしかり
これからは「お供え お菓子革命」に挑戦してみたい

 お話の主な内容は下記の通りでした。

  • 大学卒業後、新聞社に就職したが、在職中「何のために生きているのか」という思いが捨てきれず3年目にして退社し、四国遍路、カナダ留学、イタリア、イギリス、スコットランドコンゴなどをまわり、「生きる力」を身につけたいと農に興味を持った。そして福井で自然農法に出会い移住した。
  • 2014年、限界集落となっていた旧越廼村八ツ俣集落で古民家を改修し農家民宿をはじめ、自然農法による「いただき繕」の活動をスタートさせた。レストランも併設しているが現在は農家民宿が主で、今回の大型連休も全て予約が詰まっている。
  • 僧侶になったきつかけは、2015年に越廼地区のお寺の法事に誘われて参加した際、法話を聞いたことからだった。僧侶は、公的に生きる人、社会的に貢献できる生き方を貫ける!と感じ、自分の生き方の理想と「僧侶」像が一致した。2016年に浄土真宗西本願寺派の僧侶としての試験と研修を重ねて得度した。
  • 2017年4月、後継者がおらず廃寺の危機にあった越前町宿の善性寺の役員さんから鯖江の報恩寺さまを通して後継住職としての依頼があり、9月に就任した。檀家の人たちからはとても喜ばれた。古民家から寺までは車で15分なので「いただき繕」や農家民宿との両立ができている。
  • 善性寺の本堂は珍しく2階にあり、そこは日本海が目前に見えるオーシャンビューの素晴らしい景色である。寺のモットーとしては「心と身体を繕う寺」としており、新たな活動として、地元の方たちとの精進料理教室、餅つき大会、年越しそば、鐘つき大会、法要の際のコンサートや余興などがある。「地域の盛衰が、お寺の盛衰、逆もまたしかり」そんな思いがある。
  • これから始めたい事としては、「お供え お菓子革命」に挑戦してみたい。各地のお寺では法要などのお供えが多いと子ども食堂などへ寄附しているが、そのお供えのお菓子の内容や素材を考え、無添加無農薬の心と体を繕うお菓子を作りたい。加工所を確保して、例えば「善性寺せんべい」「善性寺まんじゅう」などをつくれたらいいなあと思いぜひ実現したい。

 

いただき繕の活動は、こちらのページをご覧ください。  

いただき繕・福井越廼 – いのちの世界へ、ようこそ。