ラッキーいとうの「お気楽サンデー」ブログ

たんなん夢レディオで毎月第4日曜日に放送の「お気楽サンデー」の記録です。次回放送は9月27日です。(12:00~13:00)です。

越前市「アマビコとはやり病」展 8月23日まで延長 

武生公会堂記念館「アマビコとはやり病」企画展 好評!!

江戸時代「越前府中」金森家文書に「アマビコ」発見
府中藩校の教授「コレラ」で死亡の記録も残る

7月26日の「ラッキーいとうのお気楽サンデー」は、ゲストに越前市文化課の奥谷博之さんを迎えて、越前市の武生公会堂記念館で開催中の「アマビコとはやり病」緊急企画展の内容などをお伺いしました。

最近の新型コロナウィルス感染急増の中で注目を集めている「アマビコ」と、過去に猛威をふるった「天然痘」「コレラ」が昔の越前府中でどのような関りがあったのかなど、企画展示の内容を中心に深いお話でした。

他には、新幹線の新駅名や、将棋の藤井聡太棋聖さんがつけていた福井産のマスクの話題がラツキーいとうから紹介されました。

なお、今回はスタジオの中にアクリル板を設置するなどの飛沫防止対策をしました。

「アマビコ」が出た! 「金森家」の「雑書留」に描かれていた
江戸に出回っていた「あま彦」の絵を書き写したものと推定
「アマビコ」と「アマビエ」同じか?別か? いずれも三本足妖怪?
会場では自分で描く「アマビコ」缶バッジも子供たちに大人気

f:id:okiraku_sunday:20200727105308j:plain 延長

奥谷さんからは主に下記のようなお話が紹介されました。

  • 今回の企画は新型コロナウイルスの話題と関連して、越前市に残る金森家の「雑書留」の中に「アマビコ」が描かれていることがわかり、江戸時代より、難を逃れることが出来るとアマビコと言われていたことから緊急企画として開催した。
  • 最近、ネットなどで話題になっている「アマビエ」のルーツは「アマビコ」ではないかとも言われている。全国で描かれているアマビコの姿は、毛むくじゃらの猿のような姿や、長い髪をした人魚のような姿や、今回の企画展で紹介している姿など幾つかあるが、同じ3本足で熊本の有明海から現れたと記録されている。現れた所と3本足の3という数字が共通している。
  • 今回の「新型コロナウイルス」も感染症だが、昔からの「天然痘」や「コレラ」についても多くの人が亡くなっており、今回の企画は、それらと当地域の関係にも焦点を当てている。
  • 天然痘」は、古くは古代エジプトのミイラからも発見されているが、日本でも仏教の伝来と共に入ってきたと伝えられ、奈良の大仏建立や、何回もの改元など天然痘からの治癒祈願などが行われていた。
  • 江戸時代には、福井藩天然痘の「痘種」の輸入許可を幕府から得たが、京都から越前藩には笠原良策(白翁)が運び、府中の3人の町医者に伝えたと記録されている。
  • 天然痘は「疱瘡」とも呼ばれていたが、この地域では湯尾峠に疱瘡神を祀る社があり、そこの茶屋では「孫嫡子」と呼ばれる護符も売られ、松尾芭蕉の俳句や伊原西鶴の物語でも紹介されている。今回の企画でもお札が展示されているのでぜひ見てほしい。
  • 疱瘡神は「赤色」を好むとか、嫌がるとの伝承があり、それと関連して民芸品の「赤べこ」「だるま」「さるぼぼ」などが疫病から子どもや人々を守る物として作られたとする説がある。
  • 今回の企画では、府中でも安政6年に「コレラ」が流行し、藩校の有名な教授たちが亡くなったと記録も展示されている。コレラは主に不衛生な水などによって発生し伝染したが、罹患すると3日で亡くなるとも言われ「コロリ病」として全国で恐れられていた。
  • 今回の企画展は6月から始まり、7月26日に終了の予定だったが、好評ということで8月23日までの延長が決まった。この機会に大人も子供たちも疫病の怖さや予防の大切さを学び、越前国府、府中と呼ばれてきた地域の歴史にも触れてほしい。
  • 企画展の会場では自分で描いた「アマビコ」を缶バッジとして作って持ち帰れるコーナも人気がある。バッジ作成も企画展も無料。越前市中央図書館では「アマビエ」の特製しおりなどの関連企画も開催している。 

緊急企画展「アマビコとはやり病」 - 越前市


新幹線 新駅名「越前武生」「新武生」など、越前市が8月にJRへ候補6案を提出

将棋の「藤井翔太棋聖」着用マスク 生産は坂井の小杉織物 販売は武生の「越前屋」

その他の話題では、ラッキーいとうの新聞拾い読みとして、7月22日の新聞記事だった北陸新幹線の新駅名候補として越前市が選定委員会から示された「越前武生」「新武生」など6案をJR西日本に提出することが紹介されました。

その中では他の新幹線駅名として「岐阜羽島」「三河安城」など昔からの国名と具体的な地域名の組み合わせの例と、「新横浜」「新大阪」「新高岡」など隣接の駅名に新をつけた例などが語られました。なお、6案では投票の多い順では、越前武生、新武生、越前、南越、南越たけふ、越前国府と選定委員会が報告しています。

もう一つの話題では、7月16日に「棋聖」となった藤井聡太さんが対局の際にしていたマスクが坂井市の小杉織物で作られた物との記事を紹介。ラッキーいとうが、そのマスクをインターネットで購入したと現物を見せながら、販売者は越前市蓬莱町に店舗を構える「越前屋」だったと報告しスタッフ一同驚いていました。藤井聡太棋聖越前市の思いがけぬ関係でした。

 

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