ラッキーいとうの「お気楽サンデー」ブログ

たんなん夢レディオで毎月第4日曜日に放送の「お気楽サンデー」の記録です。次回放送は9月26日です。(12:00~13:00)です。

震災被災地、陸前高田市派遣の消防職員が活動報告

ゲストは「ロードレースを楽しもう」と稲垣さん、自転車もスタジオへ

4月24日放送の「お気楽サンデー」は、最初に越前市で開かれていた「アースディー2011」の現場から実行委員の山口さんの電話リポートで始まった。

賑やかなバックの声の中で今年の呼び物だった人力発電コンサートやイノシシ横丁、地元野菜の店舗紹介、千葉産大根を使用しての蕎麦の話題などだった。

続いては、先月の東北関東大震災発生翌日に、緊急救助の活動に派遣されて活動してきた南越消防組合警防課の谷口さんが、現地の状況や活動内容を語った。

谷口さんは、21時間かけて到着した陸前高田市被災地に立った第一印象として「とにかく、何も無い。街も、人も、生活も、音も、匂いもない。異様な静けさだった。これまで阪神大震災能登震災にも駆け付けたが、その際には被災した現場には倒壊した家並みや町や動く人々の姿、火災の匂い、埃の匂いがしていた、だが今回の被災地はそれらの全てが流され消えていた。初めて体験する被災地の風景に言葉がなかった」と語った。

また、強大な余震が続き、座り込んだり、津波警報が断続的に出されるなど制約の多い中での人命救助の捜索活動だったが、瓦礫の中から生存者を見つけるには厳しい状況だった。病気の人の搬送や避難所への移動搬送なども活動の一つだった。そして、復旧、復興には長期的な支援が大事だと思うが、私たち自身が、今回の被災の現実を忘れないことがとても重要だと思う、と結んだ。

f:id:okiraku_sunday:20140408175542j:plain


(左が谷口さん。右が稲垣さん)

後半のゲストは、これからの新緑の季節に自転車を楽しもうとの話題で、越前市の稲垣さんを迎え、その楽しみ方を話してもらった。主な内容は次の通りだった。

  • 自転車は一般のママチャリ、マウンテンバイク、クロスバイク、ロードバイクなど色々あるが、それぞれの目的に沿って多様な楽しみ方がある。
  • 一人でもグループでも、行く先や目的は自由に決められる。
  • 車では味わえない身近な地域や季節や風の匂いなどを肌で感じることが出来る。
  • 知らない土地へ美味しいものを食べに行くのも楽しみの一つ。自転車を通じて新たな人との出会いもある。
  • ロードバイクの車輪幅は20ミリ程度でかなり細くて固い。
  • 意外に軽くスピードは普通で30キロから60キロ出し車並みに速い。
  • 値段は素材によって変わり10万円程度から100万円余りまで色々。
  • ロードレースの競技会もあるが、自分で走る距離や時間をつくって自由な目標を立てて走るのも楽しみである、達成感も味わえる。
  • 越前市から琵琶湖一周して帰ってくるコースなら150キロくらいで丁度いい感じ。伊吹山乗鞍岳などへ上る「ヒルクライム」という山登りも人気がある。
  • 始めたいと思う人は、近くの自転車さんに聞いてみると色んな情報や人を紹介してくれるので、気軽に遊びに行ってほしい。