「紅葉」と「パンダ」の話題
ゲスト「越前旨香豚」の南越ミート代表・成田さん
越前市の米をエサに。色は淡く、香りも良しの旨い豚肉
10月28日放送の「お気楽サンデー」は、前半は紅葉の話として、紅葉と黄葉の違いや、県内と丹南地区の紅葉の見所を紹介。また当日は、東京上野動物園にパンダが来てから40周年ということで、ジャイアントパンダや鯖江市西山公園のレッサーパンダーの生態などが紹介されました。
ゲストは、越前市今立地区で養豚事業と「越前旨香豚」の販売をされている成田位智朗さんを迎えました。
700頭を超える養豚の実態や、越前市生産の米を飼料として与え「越前旨香豚」(えちぜんうまかぶた)のブランドで評判の美味しい肉の話などがなされました。
その主な内容は下記のとおりでした。
- 今立藤木町で50年前から養豚をしており、現在は約700頭余りを飼育。
- ローテーションを組みながら繁殖豚による妊娠、出産の中で「越前旨香豚」として出荷している。
- 妊娠期間は114日で一頭が10頭くらい産み、年に二回の出産をする。繁殖豚はメスが70頭、オスが四頭である。
- 出荷までは約180日、生年月日と番号札をつけて識別している。
- 約100キロの体重で出荷しており、金沢で肉処理されて戻ってくるので直売と武生のJAみどり館、鯖江の東鯖江JA、百姓の館など県内25か所程度で販売している。
- 毎週土曜日は直営の店でオール半額で販売している。
- 越前市産の飼料米(ハナエチゼン)を食べさせると肉の色が淡くピンク色になり、良い香りとなる。
- 特にしゃぶしゃぶの場合は「アク」が出ず甘味が出て柔らかい。肉の締りが良く肉汁が余分に出ないので好評である。
- 越前市名物の「ボルガライス」にも「越前旨香豚」が多く使用されるようになってきた。
- 今立地区の保育所、小中学校の給食にも使われており、本当に地産地消で地元の肉を食べてもらっている。
- 直営の店では、色んな豚肉の他にも、コロッケが好評。
- 串カツ、お惣菜、カレーパンも人気があり、いつも完売してりう。
南越ミート「越前旨香豚」のページも見てください。