「今年の漢字」「おせち料理」など話題に
ゲスト 青年劇場「臨界幻想」越前市公演 実行委員会の諏訪大明さん
学ぼう原発 観てみよう本格演劇
12月23日放送の「お気楽サンデー」は、前半の話題は今年の漢字と正月のおせち料理についての話題でした。
ゲストの諏訪大明さんは、越前市で長い間、いろんな言葉や文字を道沿いのギャラリーで発表している方ゆえに、そちらの話題も豊富でした。ちなみに高速北陸道の鯖江サービスエリア内で現在示されている言葉は道元禅師の「会える縁のある時には努力をしても会っておく」という言葉だと話されました。
「あなたが出番」のコーナーでは、諏訪さんが取り組んでおられる青年劇場の「臨界幻想」越前市公演について下記のように話され「一人でも多くの方に観劇してほしい」と呼びかけられました。
- 「臨界幻想」の脚本は実は30年前に書かれたもの。
- 当時から原発の安全性や、その中で働く人たちの実態を描き、県内でも福井、敦賀で公演された。
- それが昨年の福島第一原発事故を経験する中で、再び大きな注目を浴び東京公演など好評で全国公演が始まっている。
- 青年劇場には越前市出身の湯本さんがおられて、これまでも数回の公演を続けているが、今回の「臨界幻想」の越前市公演もぜひ取り組みたいと思って30人の人たちで実行委員会が作られた。
- チラシに「原発を問い、曖昧な現実を疑え」の一文も書かれている通り、廃棄物の行方や地震対策、働く人たちの実態や思いなど、知りたいことの多くが曖昧な中にあるような気がする。
- 演劇の内容そのものはコミカルで分かりやすく、重いものではなく、面白い。
- 俳優の息遣いも聞こえる演劇の魅力も十分に伝わり、いろんな点で楽しんでほしい。
- これから公演の日まで、マスコミや色んな人を通じて公演を知ってもらい、越前市文化センター大ホールでの公演を成功させたい。
- 特に今回の公演は「terraねっと福井」という宗派を超えた多くの宗教者の皆さんも協賛しての取り組みが行われている。
- 福島の事故の後に設立されたもので被災者の皆さんの供養や子ども達のサマーキャンプなどの活動もしている。
- ぜひホームページをみてほしい。
青年劇場「臨界幻想 2011」の公演は下記の通りです。
公演日:2013年2月17日(日) 越前市文化センター 午後2時半開演
チケット:前売り券 3000円、当日券 3500円 各プレイガイド、金剛院などで販売中
連絡先:青年劇場を観る会 越前市深草町「金剛院」内
詳しい事は、terraねっと福井のホームページをご覧ください。