「花粉症」と「TPP」の話題
ゲスト「ひとりじゃないよプロジェクト福井」代表、内山秀樹さん
東日本大震災の県内避難者への支援、息の長い活動が大事
2月24日放送の「お気楽サンデー」は、前半は昨年の数倍が飛散するという「花粉症」の状況や、最近のPM2.5と呼ばれる超微粒子の実態。そして前日に安部総理がアメリカのオバマ大統領と会談して参加の方向となった「TPP」の話題を、ゲストの内山さんとラッキーいとうの間で分かりやすく話し合われました。
後半は、ゲストの仁愛女子短期大学教授・内山秀樹さんにお話を聞きました。
代表を務めている東北大震災の福井県への避難者を支援する組織「ひとりじゃないよプロジェクト・福井」の活動について、下記のような事が紹介されました。
- 県内への避難者の生活面での支援を目的として、震災後に色んな分野のリーダーが集まって設立された協議会のような組織。
- 避難者の方も支援の人も「ひとりじゃないよ」という意味を込めて会の名称となった。
- 県内には現在、約140世帯300人あまり、丹南地区でも鯖江、越前市を中心に約40人の方が生活されている。
- やはり福島県の人が圧倒的に多く、全体の四分の三くらいの割合になっている。
- 具体的な活動としては、福井市殿下地区での住まいや交流施設の改修設置、避難者をつなぐネットワークづくりと避難者の集い開催、支援物資や年越しお餅のお届け、被災地への支援部隊派遣などを行ってきた。
- 震災から二年近くになるが、被災者にとって生活の不安は解消されていない事が多い。
- そこで各種専門家による専門家連絡会をつくり相談に応じており、無料の電話相談も常時受け付ける体制をつくっている。
- 専門家としては、建築、不動産、行政、子育て、教育、医療など10分野で約60人が登録してもらった。
- プライバシーにかかわる相談が多く、イベントなどとは違った地道な取り組みと寄り添いが求められている。
- 当面の活動として、越前市で開催の「東日本大震災三回忌追悼会」に参加しますので、こちらをご覧いただき多くの方に参加して欲しい。
- また、今後とも、末永い支援が必要であり、ぜひ多くの人に協力して欲しい。資金面での支援もぜひお願いたい。
- 関心持っていただける人は「ひとりじゃないよプロジェクト・福井」のホームページも見てください。