ラッキーいとうの「お気楽サンデー」ブログ

たんなん夢レディオで毎月第4日曜日に放送の「お気楽サンデー」の記録です。次回放送は9月26日です。(12:00~13:00)です。

越前市の調理員さん、給食レシピを卒業生に贈呈

「スクールキッチン.おうちでかんたん!」を卒園児と卒業生に贈呈
人気メニュー16種類と、おやつ8種類 ボルガライスも紹介
ポルトガル語の翻訳レシピも作成 ブラジル国籍の児童に好評

5月23日のお気楽サンデーは、「ラツキーいとう」が都合により欠席し、数年ぶりで登場の「チャーリー八田」がパーソナリティーを務め、ブランクを全く感じさせない余裕の進行で放送されました。

ゲストは、越前市の学校調理員の中道さんと齋藤さんのお二人を迎えて、前半は、コロナ禍で新しく始めたこと、掃除・終活・ジャニーズ愛・スポーツ・筋トレ・料理・キャンプなどについて楽しくお話しました。 

後半は、越前市の公立の学校と保育園の調理員さんで構成する越前市職員組合現業支部の調理員部会の取り組みについてお聞きしました。

 

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レシピは、子どもたちが家で作りたいと思えるように工夫
動画も撮影し、ケーブルテレビと市ホームページで紹介
白山地区の「ほたるカフェ」にも参加

コロナ関係の活動では、児童養護施設や地域のお年寄りに弁当提供も 

お二人から紹介された主な内容は次のとおりでした。 

●「スクールキッチン おうちでかんたん!学校給食と保育園の手作りおやつ」というレシピ集を作成し、市内の卒園児、卒業生に記念品として贈呈した。越前市には、ブラジル国籍の子どももたくさんいるので、市職員の協力を得て、ポルトガル語に翻訳したレシピ集も作成し、贈ることができた。メニューは、越前市独自のもので、人気メニュー16種類とおやつ8種類を掲載した。「揚げのそぼろみそ丼」や「米粉のクリームシチュー」や調理員が考案した「切り干し大根のナポリタン」など。越前市ご当地グルメボルガライス」もある。

● 子どもさんが見て家でつくりたいなと思えるように、工夫しながら、各学校の調理員が写真も撮影し、レシピ集を作成した。

外国籍の子どもたちも、給食を残さず食べていて、日本食を受け入れてもらえているようである。今年も、新しいメニューでレシピ集をつくっていきたい。 

● レシピ本のメニューの調理動画を撮影し、昨年の6・7月に丹南ケーブルテレビで放映され、越前市のホームページにも掲載されている。

今年も、丹南ケーブルテレビから声かけいただき、新しいメニューで調理動画作成に向けて、打ち合わせ中である。 

● 昨年は開催されなかったが、越前市まるごと食の感謝祭にも出展している。一昨年は、研修で習ったブラジルの人気メニュー「パステル」の皮と地場産食材を使った、ブラジルと越前市のコラボ料理「パステルてな〜の」を考案し、100円グルメコーナーで販売した。ワンコイン100円という破格値ということもあり、準備した100個が、30分という驚異の速さで、完売した。
パステルてな~の」は、コシヒカリ、豚肉、ウインナー、地場産の金時豆、玉ねぎ、ニンニクをチーズでリゾット風に仕上げ、パステルの皮で包んで揚げたもの。
スタジオでは、実際に当日の朝、斎藤さんがつくった「パステルてな~の」をチャーリーが試食。揚げ物の中にご飯が入っているライスボールみたいで、とてもおいしかった。

● 昨年は、コロナで開催されなかったが、白山の休校になった分校を利用した「ほたるカフェ」や、越前市まるごと食の感謝祭などのイベントに「パステルてな~の」を出展したい。 

● 昨年、コロナによる学校の休校期間中に児童養護施設児童家庭支援センター子育て支援センター「一陽」にレシピ集のメニューを入れたお弁当52個を無償提供した。
休校が始まって以来、友達とも会えずに不安になっている子どもたちに「学校で待っているよ」とのメッセージを付けた。この取り組みに関するNHKの全国放送を見て、一般の方から「一陽」さんに野菜を寄付したいとの申し出があったと聞いている。

調理する場所も、コロナの影響で苦労し、ある地区の公民館を借り、そのお礼として、その地区の一人暮らしのお年寄りにもお弁当を提供した。

お弁当を受け取った一陽の子どもたちやお年寄りから調理員に対する心温まる御礼のお手紙をいただいた。子ども達やお年寄りとのつながりを生み出せたこと、元気づくりにつながったこと、そして自分たちの取り組みを全国にPRできたことを実感し、非常に良い経験となった。