「越前かに」の知られざる秘密? ぞくぞくと
お買い時は「11月の解禁日直後」がお勧め
越前かには若狭湾が漁場
今年最初の「お気楽サンデー」が1月22日に放送され、ラッキーいとうの話し相手には越前市の「アヤコ」さんが初登場し、「節分」の恵方巻きずし、最近の「コンビニ事情」などの話題を軽やかに語りました。
ゲストは、越前市の駅前で「ブルーマリン」という活魚のお店を開いている川崎さんと、島さんのお二人。二人からは福井の冬の名産「越前ガニ」にまつわる面白い話が次から次へと紹介されました。
その内の幾つかは下記のようなことでした。皆さんはご存知ですか。
- セイコガニを最も安く買える時は11月の解禁日の時がお勧め。最も多く取れるのが解禁日だからその直後が安いそうです。
- セイコとズワイの狩猟時期、セイコが11月から1月初めに終わるのは子を持つセイコの乱獲を防ぐため。カニの世界でも子を産む女性?が大事にされているようです。
- セイコのお腹の卵が赤いのは受精前、黒いのは受精後ということ。
- 越前かにの漁場は若狭湾一帯。カニの餌はふかふかの泥のようになっている海の堆積物、その質は地域によって違うので若狭湾のカニと鳥取などのカニでは味も違う。
- 海から上げたカニを茹であげるときは、初めに真水に一時間近く入れてしめる、そうしないで直ちに沸騰したお湯に入れると、カニは熱くて驚いて手足をすべて離して飛ばしてしまう。茹でるのはセイコとズワイでは時間も違うし、味付けには海水より少し濃いめに感じる程度の塩をいれる。
- 越前かにと証明する黄色のタッグは、セイコには水揚げして船の名前が書いてあるが、ズワイのタッグには越前と記している。