ラッキーいとうの「お気楽サンデー」ブログ

たんなん夢レディオで毎月第4日曜日に放送の「お気楽サンデー」の記録です。次回放送は4月28日です。(12:00~13:00)です。

大阪で活躍中「wooms」祐香さんと聖歌さんがゲスト

好評のCD「最後の雪」で全国デビュー
祐香さんは鯖江出身、聖歌さんは岸和田出身

3月24日放送の「ラッキーいとうのお気楽サンデー」は、ゲストに大阪を中心にライブやコンサート活動で活躍中の女性ボーカルデュオ『wooms (ウォームズ)』の祐香さんと聖歌さんをゲストに迎えました。

2017年デビュー以来の活動やAmazonでも販売されているCD「最後の雪」などのお話を伺いました。番組内では「最後の雪」「愛しい人」の二曲が紹介されました。

祐香さんは鯖江市出身ということで、故郷や家族への想いと音楽活動のつながりなどの話題も含めてのお話でした。また音楽専門学校で知り合った二人の仲の良さが番組中でも随所に感じられました。

さらに、番組中に大阪のファンの方から何通ものコメントが届き、そのつど紹介されるなど笑いと感謝の「楽しいラジオ」の時間でした。

お二人の主なお話は下記のとおりでした。

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ライブでは、お客さんと一緒に泣いて歌うこともある
今年は、アルバムづくりと発売を計画
福井でのライブもぜひ実現したい
ツイキャス」でも生の声を聞いてほしい

  • 二人は大阪の音楽専門学校で知り合い、祐香が低音、聖歌が高音を担当し、性格の相性もピッタリということで「wooms」結成となった。
  • 出場したオーディオンで認められ2017年秋に最初のCD「最後の雪」で全国デビューとなった。作詞.作曲は祐香が担当している。このCDはAmazonでも取り扱われており、全国のファンから購入されている。
  • 主な活動は大阪市内のライブや合同コンサートなどを続けている。また「ツイキャス」での発信も毎週火曜日にしており、ツイキャスの中でwoomsと検索してもらえれば歌とおしゃべりが聞いてもらえ、ファンと双方向性の中でのお話も楽しんでいる。
  • これまでに10曲のオリジナル曲を作っているが、傾向としては悲しい曲が多く、ライブでは、その世界に入り込み、お客さんも泣いたり、私たちも泣いて歌うこともある。自分たちは「ネガティブユニット」?と自虐ネタを言うときもある。
  • そんな悲しい曲は、映画やドラマなどをみて最大の悲しみに浸る時に出来ることが多く、祐香がつくり、最初に聖歌に聞いてもらって二人で号泣の時がある。
  • 音楽専門学校では、作詞、作曲、歌唱など一日中全ての時間が音楽という感じで、その二年間はとても貴重な時間だった。
  • 故郷の家族が祐香が小さいころから色んな形で応援してくれている。CDもたくさん買ってくれたし、ツイキャスも聞いてくれて祖母も常にメッセージを入れてくれている。励まされて嬉しい。
  • 今後の目標としては、活動の場所を大阪や京都以外の所にも広げていきたい。そして祐香の故郷である鯖江福井県内でもライブを開きたい。サンドーム福井での公演などできたら最高だけどー....。
  • 今年中に、woomsのアルバムを作成し、全国の皆さんに私たちの歌を聞いてほしいと思っている。福井の皆さん、ぜひ応援してください。

最後の雪

最後の雪

  • アーティスト: wooms (ウォームズ)
  • 出版社/メーカー: we-B studios
  • 発売日: 2017/11/29
  • メディア: CD
 

3月8日は「38 鯖の日 SABAEの日」イベント

「鯖」のつく自治体は全国で鯖江市だけ
「丸焼きサバ」の文化を鯖江から発信

2月24日放送の「ラッキーいとうのお気楽サンデー」は、ゲストに鯖江地区まちづくり応援団の橋本国宏代表、事務局の片山弘敏さん、吉村明美さんを迎えて、3月8日開催の「38 鯖の日 SABAEの日」のイベントと、「第3回 さばえ狂歌作品コンクール」の取り組みなどが紹介されました。その主な内容は下記の通りでした。

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「38 鯖の日 SABAEの日」 鯖江公民館で鯖700匹を販売予定
食文化の継承、地域の賑わい 交流、昨年から大好評

  • 鯖江はものづくりの街、メガネのまちで有名だが、合わせて地元の歴史や文化の継承、そして地元の皆さんの交流を深めたいと考えて鯖江地区まちづくり応援団が昨年から3月8日に「38 鯖の日 SABAEの日」のイベントを企画した。
  • 昨年は大雪の後、始めての企画で心配したが、予約に加え当日用の70本もあっという間に売り切れて参加者から大好評だった。毎年開いてほしいとの強い要望も多かった。今年はすでに予約も450本あり、当日来場も増えると思われるので約600本を用意している。
  • 鯖の仕入れは魚屋さんの組合経由で鯖江市や越前町の業者さんが届けてくれ、現場でも焼いてもらっている。
  • 丸焼きさばを中心に、焼き鯖寿司、棒さば寿司、へしこおにぎりなどを準備している。予約の「丸焼きさば」は、1本1100円だが、脂ものって大きく美味しいと大好評。
  • 日時は、サバのごろ合わせで3月8日、鯖江公民館で10時から16時まで開催し、近くの人たちや高齢の方も出てきてもらって顔を合わせて交流してもらえる場にもしていきたい。
  • 鯖江地区まちづくり応援団として企画しているので、こうしたイベントを通して仲間も増えている。またお手伝いしたいと言ってもらえる女性も増えているので嬉しい。鯖を通じての町の賑わいや活性化にも役立つと思っている。宣伝のチラシは鯖江地区全体に個別配布したり、関係する団体企業、応援団の知人などを通じてPRしている。
  • 鯖のイベントを行っている小浜にも視察に行ってきた。大野の夏の活動も有名だし、これから色んな形で連携していきたい。近年の鯖ブームもあつて益々さかんになるのではと期待している。

 

第3回「さばえ狂歌」作品コンクール 全国からの作品公募中

ペリー来航の狂歌は、第七代鯖江藩主「間部詮勝まなべ あきかつ)」が詠んでいます。

「泰平の 眠りを覚ます じょうきせん たった四杯で 夜も寝られず」

入賞作品は、西山公園のつつじまつりぼんぼりにも掲示されます。

  • 第三回「さばえ狂歌」作品コンクールは4月15日締め切りで全国から作品を公募している。1回目は161首、68名、2回目は310首、114名の応募があり、東京、神奈川、山口など県外からも作品が寄せられた。
  • 「さばえ狂歌コンクール」を企画した思いは、幕末に活躍した第七代鯖江藩主の間部詮勝」公がペリー来航の際に詠んだ「泰平の 眠りを覚ます じょうきせん たった四杯で 夜も寝られず」という有名な狂歌を通して、鯖江の歴史と文化を全国に広めたいと思ったから。
  • ペリーが来航した横須賀市のペリー公園には、「泰平の 眠りを覚ます じょうきせん たった四杯で 夜も寝られず」の狂歌にまつわる石碑があり、ペリー記念館もある。また現地の村史には、この狂歌は「間部詮勝」が詠んだものとして示されている。
  • この狂歌の「じょうきせん」というのは、当時の高級緑茶(上喜撰)が一杯でも夜に眠れないと言われていたので、その高級緑茶とペリーが乗ってきた4隻の蒸気船をかけた風刺作品となっている。
  • 狂歌は短歌の五七五七七の音で構成する形であり、社会風刺や皮肉、滑稽などを詠み込んだもので庶民感覚を表す文化でもある。俳句と川柳は五七七の音で構成され俳句には季語があるが川柳には季語はなく風刺や滑稽が込められている。
  • 作品コンクールは4月15日が締め切りで公募中であり、鯖江公民館のホームページから応募用紙がダウンロードできる。本人が創作したもので未発表に限られる。結果発表は5月6日に鯖江市の「まなべの館」で行われ、市長賞や優秀賞などが表彰される。また、優秀作品は西山公演のつつじまつりのボンボリに掲示される。
  • 横須賀市で7月に行われている「黒船祭」への参加や、記念館での作品掲示も今年は予定されていて、鯖江という点から横須賀市への線、全国でも珍しい狂歌作品のコンクールなので全国的な面への展開など、さらに発展させていきたい。
  • 応募先 問い合わせは、鯖江公民館 0778-51-3010 FAX0778-51-3011

  下記のチラシをご覧ください。

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エスキーテニス、幅広い年代で楽しめる

越前市の「国高クラブ」の皆さんがゲスト
卓球、テニス、バトミントンを合わせた競技

2019年最初の「ラッキーいとうのお気楽サンデー」は、1月27日、エスキーテニスを楽しまれている越前市の「国高クラブ」の、小原さん、安久さん、小畑さんを迎えて、前半は先週に発表された「サラリーマン川柳」、後半は「エスキーテニス」の紹介や皆さんの活動についての話題で放送されました。

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発祥は広島「スポーツを通して平和を」への願いから
福井でも男女各20チームで大会、全国大会も盛況
福井国体ではオープン競技として開催されて参加

皆さんからのお話は主に下記のような内容でした。

  • エスキーテニスは1948年ころに「スポーツを通して平和を」との願いを込めて原爆投下された広島で生まれ、現在は全国各地に普及しており、全国大会も開催されている。
  • 競技の内容は、羽根のついたゴルフボール大のゴムボール(直径4cm)を卓球のラケットを一回り大きくしたラケットでネット越しに打ち合うもの。ボールにはバトミントンのシャトルのようにボールの速度を落とすための羽根がついている。
  • コートのサイズは、テニスコートの8分の1くらいで、長さ8メートル、横4メートル。屋内外でラインテープを使用してどこにでもコートをつくれる。高さ30cm程度のネットを張って試合が行われる。
  • 勝負はシングルスとダブルスがあり、福井では主にダブルスでの試合が多く行われている。試合は11点先取の3セットで2セットを先取したほうが勝者となる。試合時間は最速だと10分以内のこともあり、体制が整わないうちに一気に決まることもあってスピードと技術が求められて面白い。
  • 自分たちの「国高クラブ」は、毎週土曜日の夜6時から、越前市の国高にある「式部ふれあい館」で練習している。メンバーは20人くらいで、年代は最高齢は93歳、若い方は10代ですごく幅広い人達が楽しんでいる。高齢者は技術で、若い方は力で勝負という場合もあるが、若い人が常に勝つこともないので味がある。
  • 県大会では男女それぞれのクラス毎に分かれて試合が行われ、その結果によって全国大会に参加できる。自分たちも全国大会に参加して楽しかった。県内の大野上庄クラブの地元で行われる大会では名産の「いも煮会」があるのが嬉しい。
  • これからも練習を続けて何回も全国大会に参加したい。そして県内でも多くのエスキーテニスの仲間を増やしていきたい。

関心ある方は、0778-23-0047(国高・式部ふれあい館)に連絡してほしい。

また毎週土曜日の夜に見に来ていただけるとラケットもあるので気軽に体験してほしい。

 

日本エスキーテニス連盟 - 日本エスキーテニス連盟 | 広島で生まれた平和を希求するスポーツ

越前市は住みやすい 大阪から出向中の大野さん

地元の人は、越前市の良さをもっと認識して
多文化共生のまち、先進的施策もさらに推進

12月23日の「ラッキーいとうのお気楽サンデー」は、ゲストに大阪の近畿経済産業局から越前市役所へ出向されている越前市企画部統括官の大野貴也さんを迎えての放送でした。

大野さんは、越前市での地域創生総合戦略の取り組みなどを紹介しながら、越前市の多様な魅力や多文化共生プラン推進などについて、主に下記のようなお話をされました。

また、番組後半では今年一年を振り返ってのニュースの話題でした。

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「何も無いまち」ではなく、「何でもあるまち」が第一印象だった
外国人約4000人も、越前市民として生活、気持ちよい共生のまちに
都会から地元に帰ってくる若者を増やし、子育て支援の充実を

  • 越前市へは昨年5月に大阪の近畿経済産業局から国家公務員を地方に派遣する事業のなかで単身赴任してきた。任期は来年の3月末まで約2年間となつている。枚方市に居住しているが大阪以外の地域で暮らすのは初めてで貴重な体験が出来ている。
  • 越前市の最初のイメージは、思った以上に都会であり、便利な暮らしと近くに豊かな自然もあって、静かで魅力的なまちの印象だった。家族も数回来ているが、特に食べものが美味しいと言っている。
  • 大阪での仕事は、地方創生のまちづくり支援、中小企業支援、エネルギー関係などだったが、越前市では地域創生総合戦略に関する施策として、中心市街地活性化、人口増対策、多文化共生ブラン作成と推進などに関わってきた。
  • 中央省庁の仕事は、民間業界や地方自治体の関係者の方との付き合いが多いが、越前市では市民の方と直接に接しての仕事が多く、事業の進行や成果が直ぐに見える。補助金の流れでも現地でどのように活かされていくのか、また自治体職員の方がすごく苦労されていることが理解できた。相互の理解がもっと重要だと再認識した。
  • 多文化共生プランは、外国人が人口の5.3%、約4000人も住む越前市では大きな意味を持っており、外国人も一時的な労働者ではなく、持ち家を建てたり定住.移住する人も増えているので、外国人という視点ではなく越前市民の一人としての生活全般での施策が求められている。
  • 越前市ホームページでも、ポルトガル語、中国語、英語に加え、今年からはベトナム語のページも作成して生活情報を伝えている。日本人の人口は減少しているが、外国人の増加によって、今年は合併以来はじめて人口増となった。
  • 日本人も外国人も、互いに区別するのではなく、それぞれの国の状況を理解しあいながら、学びと受け入れの努力をすべきだと思う。地域と企業が安定するためには、お互いに気持ちよく暮らす思いと施策が求められている。
  • 人口増については、第一に県外の大学に進学した若者が再び越前市へ戻れる施策が大事である。特に県外に出た女性が戻ってくる比率が少ないのが心配だ。子育てをしやすい環境と施策をさらに充実しなければと思う。
  • そのためにも、親世代も含め、越前市の皆が「越前市は良いところだ」「何も無いのではなく、なんでもある町、豊かで暮らしやすい地域」だと自覚と認識を持って、もっと積極的に自慢して情報発信してほしい。そのために私も努力したい。

越前市ウェブサイト

 

 

農家民宿「中村屋・独楽」10か国 延べ270名が宿泊

予想外の人気に、驚きと困惑 田舎古民家と越前の良さが好評

11月25日の「ラッキーいとうのお気楽サンデー」は、ゲストに越前市農家民宿中村屋・独楽」を開いている中村隆喜さんをお迎えして、前半は今年の流行語大賞の話題、後半は農家民宿あれこれの楽しいお話満載で放送されました。

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世界最大の民泊サイトに登録、欧米、アジア各国から来客
丁寧もてなしと優しさで、スーパーホストの評価を受ける

中村さんからは主に次のようなことが紹介されました。

  • 民宿を始めたのは今年の1月からで、今立でグリーンツーリズムの活動をされている「ロハス越前」の田中滋子さんからの声かけだった。
  • 農家民宿の条件としては、建物状態、農家としての実態、住居としているか、農業体験できること等の諸条件が審査される。
  • 開業にあたっては、福井県、保健所、消防署などの審査があり、建物の構造、調理厨房などの衛生面、非常口や防炎対策などかなりの厳しさがあり、特に消防関係のクリアが大変だった。家族は調理師の資格も取得した。建築後70年の古民家で、8畳の部屋が4つあるが、畳などは全て一新し、畳に布団のスタイルで利用してもらっている。
  • 中村屋・独楽」のネーミングは、人生いろいろ、くるくる廻る独楽のようなものという意味も含めて命名した。玄関の看板には実際に独楽も飾ってあり、来客と一緒に独楽回しを楽しむこともある。大人も子供も楽しんでいるようだ。
  • 最初は田中さんから紹介される客の受け皿としてのつもりだったが、夏に世界最大の民泊サイト(エアービーアンドビー)に登録したら、予約が急増して驚いた。7月から今日までに延べ274泊の来客になっている。あまりにも予想外の来客で、嬉しいような、困るような複雑な感じもある。
  • お客さんは、イタリア、ドイツ、フランス、アメリカ、シンガポール、中国、台湾、韓国など約10か国の人が泊まった。外国人が3割、日本人が7割程度。言葉は通じなくても、なんとか意思疎通はできており、心も通い合うものだと実感した。
  • 宿泊料金は、素泊り4000円、朝食1000円、夕食2000円としている。夕食にはプレミアムとして私の手打ちそばと刺身付きも用意している。全体としては素泊まりが多く、近くの居酒屋に案内したり、コンビニやスーパーで買い物して我が家で自炊してもらうケースが多い。
  • 宿泊の評価には、古民家、自然環境、優しいもてなし、飼っている犬のクウとの遊びなどに高い評価が寄せられ、五つ星のスーパーホストとして評価されていて嬉しい。
  • 今後も、自分も楽しみ、来客にも福井の良さや農業を楽しんでもらえるスタイルで続けたい。適度な刺激もあり、喜ばれている実感が、農家民宿を続けられる力になっている。 

www.airbnb.jp 

 

武生ゆかりの、いわさきちひろ、かこさとしさんを語る

いわさきちひろ生誕100周年「歩み展」開催
かこさとし絵本館、5年で22万人が来訪

10月28日の「ラッキーいとうのお気楽サンデー」は、ゲストに「かこさとふるさと絵本館」谷出千代子館長、「ちひろの生まれた家記念館」中桐充彦さん、「越前市武生公会堂記念館」林亜希子さん、用田聖実さんをお迎えして、武生ゆかりの絵本作家である「いわさきちひろ」さん、「かこさとし」さんのお二人と武生のかかわりと魅力、最近の展示とまちづくりなど、幅広く語っていただきました。

またサプライズとして、谷出さんには、かこさとしさんが作られた「未来への行進」の歌をスタジオで歌っていただきました。ありがとうございました。

皆さんのお話の主な内容は下記の通りでした。

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(前列左から用田さん、谷出さん。後列左から林さん、中桐さん)

いわさきちひろさん、「武生は私の心のふるさと」と直筆の手紙
かこさとしさん、8歳まで武生で過ごし、公園も監修。お墓も市内に建立

武生とお二人の関係などについて

  • いわさきちひろさんは、今年生誕100周年であり、東京、長野、京都、福井など各地でイベントが開かれているが、その中でも越前市内の「ちひろの生まれた家」が新たに注目され来訪者が増えている。ちひろの母の文江さんが武生の女学校の先生をしていたことで雪のふる12月に生まれ、生後約3ヶ月を記念館になっている家で過ごした。
    武生で過ごした期間は短いが、彼女が母の知人にあてた手紙では「武生は私の心のふるさと」と書かれており、成人後に武生を訪れた際には母の知人や教え子から温かい歓迎を受け、共に涙したことなどの手紙がある。(今回の公会堂記念館の歩み展でも紹介)
  • かこさとしさんは、父が現在の信越化学の前身の会社に勤務し、生まれたのは日野川近くの現在の八幡一丁目にあった社宅だった。8歳まで武生で過ごしたので思い出も多く、絵本館が開館した2013年には来訪されてとても喜ばれた。
    また、「未来への行進」という、子どもたちとだるまちゃんシリーズの主人公たちが村国山や日野山へ向かう絵を描かかれた。その絵は越前市文化センターの大きな壁画としても描かれており、昨年に完成した中央公園のだるまちゃん広場と一体となって眺められる。さらに今年は、新たなレリーフも多くの方の寄付などで設置されている。
    今年(2018年)亡くなられたが、武生のコウノトリの絵本など最後まで武生への想いと力強い活動を続けられていた。この夏には市内寺院へご本人とご家族の希望もあって、かこさんのお墓が建立されている。

お二人の魅力などについて

  • ちひろの絵はとても素晴らしく、センス良く構図的にも細やかな配慮がなされていて奥深い作品になっている。全体の印象としては、やさしく淡い印象の絵が多いが「戦火のなかの子どもたち」など戦争体験からの生き方も反映されていて、新たな視点もみえる。
  • ちひろを知る関係者は、ちひろさんを「鉄の棒を真綿でくるんだ人」という紹介もしている。とても芯が強く優しい人の印象が伝わってくる。その言葉を知ると多くの絵に描かれている子どもたちの眼がきりっと意思が強いまなざしにも感じられる。
  • 公会堂記念館の「いわさきちひろの歩み展」は、12月24日まで開催中だが、後半は「絵本表現の可能性を求めて」をテーマにして、画家として母として生きた、いわさきちひろの画業の全貌と数多くの絵本を展示する。
  • かこさとしさんと直接にお話しできたが、じつに気遣いが細やかで物静かなやさしい方だった。かこさんも戦争体験があり芯の強く信念をもった人だと感じた。かこさんは、子どもたちを「こどもさん」とさんづけで呼んでいた。子どもたちから多くのことを学んできた、彼らを決してあなどってはいけないとも話されていた。また、ちひろさんとは一度もお会いする機会がなかったと残念がっておられた。

最近の活動と、まちづくりなどについて

  • 二人の絵本作家ゆかりの町として、それぞれの館や市民の皆さんと一緒に色んな取り組みを続けて次世代の人にもしっかり伝えていきたい。遠い昔の越前国府の時代、紫式部の在住など、この地には二人の誕生につながる文化的土壌があるような気がする。その意味では、中央公園のかこさとしさん監修のひろばなど好評でうれしい。また公会堂記念館での二人の企画展なども市民や県内外への情報発信として意義深く、そのことによって新たな研究や発見もある。
  • いわさきちひろの生まれた家記念館でも、市民の皆さんによる顕彰会があり、大きな力を発揮している。生誕100周年ということもあって3年前からは定休日以外は毎日、職員を配置しており、来館者も増えている。今年からは別館も整備してコーヒーやお茶を飲みながら親子やグループでもゆっくりとちひろの絵本を楽しめるようになった。12月15日がちひろの誕生日であり、今年は盛大にお誕生会を催す企画がある。誰でも参加できるので楽しみにしてほしい。
  • かこさとし絵本館には、絵本、紙芝居、大型絵本も多く、ちひろの本も揃えている。ちひろの生まれた家にもかこさとし絵本が揃えてある。公会堂記念館では二人の企画展の開催や資料発見やセミナーなどを開いている。このように、それぞれの館が特色や強みを生かしながら連携して、絵本の町、読書のまちとしていろんな活動を続け、そのことがまちづくりにつながっていけばと思う。

 

越前市公会堂記念館「いわさきちひろの歩み展」はこちらをご覧ください。

武生公会堂記念館特別展「生誕100年記念 ピエゾグラフによる いわさきちひろの歩み展」開催中! - 越前市

 

かこさとしふるさと絵本館のホームページです。

絵本館情報 | かこさとし 公式webサイト

かこさとし ふるさと絵本館「石石」(らく) - 所属・施設 - 越前市

 

ちひろのうまれた家記念館のホームページです。

「ちひろの生まれた家」記念館

 

越前市で広がる子ども学習支援 佐竹了さんがゲスト

 地域の大人も 子どもも つながる学びの場
10月からは7箇所に増え、さらに準備中も 

9月23日放送の「ラッキーいとうのお気楽サンデー」は、ゲストに越前市内で子どもたちの学習支援活動を続けておられる、佐竹了さんを迎えて、学習支援と地域のつながりや王子保小学校の「子ども駅長」の活動などを紹介していただきました。その主な内容は次のように内容の濃いお話でした。

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小学生、中学生が一緒に宿題やテスト前復習などしている
一人ひとりの課題に寄り添った支援
会場ごとに地域の特色、教員OBや学生も楽しむ

  • この活動には越前市子ども福祉課子ども子育て総合相談室相談員と越前市地域公益活動推進協議会コーディネーターという二つの立場で参加している。教員としての体験を活かしながらの活動だが新しい発見も多い。
  • 最初、みんなの食堂(子ども食堂)を展開する中で、課題として見えてきたこともあり、越前市としても学校、家庭に加えての第三の居場所づくりを各地で広げようとの動きになった。
  • 現在は、平出のBtoF、片屋あつま~れ、みんなの勉強部屋国高の3か所だが、10月からは今立地区の岡本、花筐、市役所前の府中寺小屋、それに外国人児童への場所も増え、さらに開所準備が2箇所で進んでいる。
  • 小学校中学年から中学生まで異年代の児童が参加し、基本は家庭学習の支援。その日の宿題やテスト前の復習などで、決まったテキストなどを使うことはなく、ひとりひとりの課題に寄り添った支援になっている。
  • 会場ごとに色んな特色がある。学習支援は共通だが、地域の人的、施設の資源を最大限に活かすという事で以前からやっていたお寺の座禅会に学習会をプラスしたところもあれば、みんなの食堂や地域の人がおにぎりとスープを出してくれる所もある。その地域の人たちが出来る範囲でいろいろ考えて取り組んでもらえている。
  • どこも無料でテキストを購入したり宿題がでたりとかはない。教えている方々は、地域に住む教員OB、仁愛大学生ボランティア、ご婦人たちなど多様。子ども二人に1人とか1対1の形が多い。
  • 始めてからは、学年を超えた異年齢の子ども達のつながりや、運営スタッフの大人とのつながりが出来てきた。学校は行けないけれどここでなら勉強したいという不登校の子どもも参加している。
  • 指導に入っている教員OBは教える楽しさを再確認したり、おにぎりなどのボランティアメに入ってくださる方も、子どもとの関係が出来てやりがいを持てるなどの感想を聞いている。
  • 今後も学習支援を切り口にして、地域の子どもと地域の大人、地域の大人と大人がつながり、地域としてのまとまりを生む一助となると考えている。また、ここで学んだ子ども達は、将来、支える側にまわり、一方通行の活動に終わらないのではないかと期待している。
  • 実施あたっては社会福祉協議会を通して市からの支援をはじめ、市内19の社会福祉法人からの継続的支援をいただけるようになったことは大変ありがたい。その一方で、市民活動として生まれたこの活動の主体性を失わないようにしていきたい。

教室ごとに生まれてくる課題を、地域の力で解決する・・・そんな意識を醸成していきたい。学習支援を切り口に、まちづくりに主体的にかかわる市民が育ってくれたらと願っている。

王子保小学校の「子ども駅長」は、生徒全員が駅長
駅での活動に、乗務員は敬礼、乗客も笑顔

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 今年の豪雪ではJRにお礼のメッセージ、金沢管内全駅に紹介される
10月の王子保小100周年にはJR記念グッズプレゼントも

番組後半では、佐竹さんが王子保小校長の時に取り組まれ、現在も続いている「こども駅長」の話が下記のように紹介されました。

  • 王子保駅と王子保小は50メートル程度の距離で県内でJRの駅に一番近い。特色ある学校づくりの視点で王子保駅と学校がつながった。
  • 駅長は代表者という形ではなく児童全員で1年目は352人だった。JR側も 珍しい形での地域貢献として大変協力的である。
  • 子ども駅長は、朝の集団登校の班ごとに参加し、通勤・通学列車を利用する地域住民に駅舎前での挨拶運動、通勤列車をホームにて見送り。上り一本の特急列車見送り。駅舎の清掃活動、年末にはホームなどの大掃除もJR保安員の方と一緒にやる活動をしている。運転士さんや車掌さんが敬礼してくれたり、乗客が手を振ってくれたり児童の鉄道への理解の深まりともに喜びもある。
  • 学校の給食週間では、事前に「王子保駅にあったらいいなこんな駅弁コンテスト」を実施して、日替わりで、全国有名駅弁風給食。最終日はボルガライス風給食。また、北陸新幹線に見立てた台車で教室前まで配送(調理員は駅長帽子)、調理員さんとの握手会(握手券を持った子だけ…握手券は切符)など面白い活動がある。
  • 今年の豪雪でJRが止まった際には、子ども達から「除雪ありがとう、お仕事頑張って」のメッセージを駅に貼り武生駅に届けたら、JR側から「読んだ駅員が泣いています、降り始めてから今日まで10日間、家に帰れずに除雪作業にあたっています。ありがとう。」とお礼が届き、その後、そのコピーが北陸線全駅に配られました。子ども駅長としての大きな仕事になりました。
  • 地域の人にも応援いただいて3年目ですが、今年は王子保小創立100周年。駅舎前に王子保小の校歌や子どもたちの声が流れる音響機器が設置され、校歌や子ども達の声が流れます。100周年記念の親子スタンプラリーでは、駅もスタンプポイントの一つになり当日はJRの職員さんが制服で、「今年の大雪の時にはありがとう」とJR記念グッズのプレゼントもあるようです。