「フードドライブ」越前市内で大きなひろがり
越前市と市社協が絶妙の連携 企業や団体もどんどん協力
いろんな食品など、集めて、お届け ゆるやかネットワーク
子ども食堂、学習支援拠点、個人宅などで喜ばれている
提供品の受付は、各地の児童館へ気軽にお持ち込みを
今年最初の「ラッキーいとうのお気楽サンデー」は、ゲストに越前市社会福祉協議会の児玉課長と越前市社会福祉課の笹田課長のお二人を迎えて越前市で展開されている「フードドライブ」「フードバンク」と「わかちあいプロジェクト」についてお話をいただきました。
二つの活動ともに越前市と市社協、市内の各種団体、個人家庭の皆さんがそれぞれの役割をはたし、支える側と支えられる側の双方がゆるやかなネットワークを結ぶ中で互いに喜び合える活動として広がっていることが実感させられる内容でした。
お二人から紹介された主な内容は次の通りでした。
フードドライブ
- 「フードドライブ」と「フードバンク」二つの言葉があるが「フードドライブ」は、一般的には家庭で余っている食品を寄付する行為を言い、「フードバンク」は、それらが集まるところ、必要としている所や家庭に届ける一連のシステムや活動を指していることが多い。
- 越前市では令和元年の「アースデイ―」の際に市環境政策課が食品ロスをなくそうと食品などの有効活用を呼びかけたことが最初と言われており、その後、令和二年から越前市社会福祉課と市社会福祉協議会の連携の中で現在のような「フードバンク」活動が始まった。
- 特に2020年9月に県民生協と越前市がSDGs推進連携の包括的地域連携に関する協定を締結したことが大きかった。生協さんが会員の皆さんに食品の寄付を呼びかけられて食品の他に絵本まで数多くの品が集まり、それらが市社協に贈られた。
- 他にも、福井村田製作所さん、北陸電力関係部門さんなどをはじめ、多くの事業所から寄付が寄せられ、一般家庭の方からも寄付受付場所となっている各地の児童センターや社協、越前市に届けられて市内全体に広がっている。とても心強く感じている。
- 市と社協の役割としては、主に寄付を呼びかける広報や拡大は市が行い、実際に必要な団体や家庭に届けるのは社協という感じになっているがお互いに連携しながら行っているのでスムーズに進んでいると思う。
- 届け先としては、最初は市内の「こども食堂」「学習支援拠点」などの団体から始まったが、現在はそれら食品を必要とする各家庭が多くなっている。経済的に困っている家庭を訪ねる際に、そうした食品を持参すると子供からも親からも喜ばれ、ふんわかと柔らかな雰囲気もが生まれやすいと聞いている。
- 食品を届けるという行為だけでなく、その家庭の状況も知ることが出来て色んな支援につながりやすい効果も出ている。意外に重宝の声を聞くのは「ふりかけ」だった、これはごはんさえ炊ければ誰でも使えるので喜ばれているようだ。
- 今からの取り組みでは「旅する照晴ちゃんエコバック」を作成中で、福井県共同募金会の寄付のなかで、この活動を指定して寄付していただくことが出来るので、ぜひ応援してほしい。キャラクターの照晴ちゃんが描かれたエコバックを通じて「支え手」と「受け手」の垣根を越えて、支えあいの旅をして、ほっこり幸せを届ける活動にしたい。
「わかちあいプロジェクト」毎月5キロの米が無料で届く
JAが集め、日赤奉仕団が仕分け、市社協がリスト化、郵便局が配送
全国でも珍しい取り組み、やってよかったとの思い共有
- 「わかちあいプロジェクト」は、JA越前武生、市社協、武生郵便局、越前市日赤奉仕団と越前市が連携し、経済的理由などにより生活が苦しい人の早期発見と支援ニーズを把握する形で行われており、毎月お米5キロを3か月間、無料で、郵送するプロジェクト。
- 始めたのは平成30年9月からであり、越前市が公共料金の滞納督促状の中にチラシを入れて約200世帯に送った。最初の呼びかけには4世帯しか申し込みがなかったが、今では毎月20~30世帯になっている。(2018年10月から2020年9月末までに83世帯198人が受け取っている)
- 市内の4団体がそれぞれの役割を果たしており越前市も連携している。具体的にはJAが加盟の農家に余剰米の提供を呼びかけ集まったコメを保管しておく。必要とする家庭を市と社協がリスト化し、その数を確認する。次に日赤奉仕団の方々がJA倉庫で必要量を精米し市民プラザで5キロ分の小袋に詰める。それを郵便局が特別料金で各家庭に配送する仕組みを作っている。
- フードドライブは、すでに社協などで相談を受けているので直接に届けることが可能だが、このプロジェクトでは早期発見という点もあり、自宅に市役所や社協の看板をつけた車が来ることを敬遠する傾向もあり、誰もが利用している郵便局の配送便というスタイルになっている。
- このお米の配送を通じて他の生活相談につながるケースも多い。全国的にも珍しい取り組みで関係団体の全国組織からの問い合わせや視察もある。やってよかったなあーというのが関係者の本音であり参加する人たちがやりがいも感じていると聞いている。
今年を振り返って「おたより」特集で放送
「私の重大ニュース」「今年買ったもの」「年末年始」
色んな「おたより」にスタッフも爆笑
12月27日の「ラッキーいとうのお気楽サンデー」は、コロナ感染防止も含めて、ゲストを招かずに、リスナーや番組応援団「NPO法人丹南市民自治研究センター」会員の皆さんから寄せられた色んな「おたより」を中心に、ラッキーいとうとスタッフによるお喋りでの放送でした。鬼滅の刃、マスク、コロナなど今年の主な出来事や、今年のヒット商品、今年の漢字、越前市と鯖江市の10大ニユースなどが紹介されました。
皆さんから寄せられた「おたより」を紹介します。ぜひ、ご覧ください。
我が家と私の重大ニュース
- ラジオネーム「あうとろーひこうき」さん(越前町)
「私の今年の重大ニュースは子どもが生まれたことです。コロナ禍での出産だったため、母親以外は病院に入れず、父親の私は子どもに会うことができませんでした。そんなこともあり、今も私には見向きもしません。あの手この手でこっちを向かせようと悪戦苦闘の毎日です。世の中のお父さん、がんばろう。
(お母さんはお腹の中で10か月も赤ちゃんを育てているのですから、お父さんはなかなか勝てませんねー。赤ちゃんにも、お母さんにも勝てないお父さんはこの世に多いようですよ。ご健闘をお祈りします)
- ラジオネーム「福井花子」さん(鯖江市)
先日、長女を出産しました。ゴールデンウィーク前に予定日が分かったときには、12月にもなればコロナも少しは落ち着いているだろうと思ったのですが、まさかの大ブレイク中。それでも、福井県内は比較的落ち着いていて、ほかの地域のように病院が診療を停止することもなかったので、あまり心配せずに済みました。予定日より10日遅れましたが、家族もみんな元気で新しい命を迎えられて、本当によかったと思います。今は実家で両親や祖父母に助けてもらいながら、初めての子育てに奮闘しています。両親も祖父母も初孫・初ひ孫にデレデレ。気が付くと娘を中心に密になってしまっています。「静かな年末年始を」と呼びかけられていますが、我が家ではにぎやかな年末年始となりそうです。
(本当におめでとうございます、にぎやかなお正月をお過ごしください)
- ラジオネーム「しいたけ」さん(越前市)
今年、私は「家」を買いました。まだ建設中で年度内には完成する予定です。新しい家での生活への期待がふくらみワクワクする一方で、返さないといけないお金も一気にふくらんだ不安でドキドキもしています。定年延長の審議は止まったままですが、65歳の定年まで残り約30年間、健康で元気に頑張ろうと改めて決意した年になりました。(もしかして、定年が70歳に延びていたりして・・・)
(はい、来年度の国会には定年70歳延長をめざす法律が提案されるようですね、しいたけさん、70歳までしっかりと働いてください、ローンは大丈夫ですよ)
- ラジオネーム「子年の女」さん(越前市)
4月に就職しました。自分としてはまったく積極的に就職を考えておらず、アルバイトでいいやと思っていたのですが、のんびり大学に居座っていたら、「今年こそは就職!」という家族からの圧がすごくなり、負けました。面接を受けたのは2月で、滑り込みの採用。世の中、内定取り消しになったり雇い止めになったりする人も出ているというのに、今のところクビにもならず働いています。こんな私でも育ててやろうと太っ腹なのか、こんな私でも雇わないと手が足りないのか、会社の真意は分かりません。とりあえず毎日忙しいです。この仕事を一生続けられるかどうかは分かりませんが、コロナで不安なご時世に正社員として働けるのは幸運だと思うことにして、もう少し頑張ってみようと思います。
(そうですね、コロナ禍で雇用状況は 厳しくなっています。頑張ってください)
- ラジオネーム「きのこ」さん(越前市)
今年、労働組合の仕事に専従することになりました。人と接する機会が増え、にぎやかで充実した毎日ですが、様々な人との接し方、関り方について考えさせられることも多々あります。そこで、ぜひラッキーさんにアドバイスを頂きたいのですが、様々な立場や年代の方と関わりがあると思いますが、人付き合いや人と接する・関り合う際に心がけていることがあれば教えてください。ちなみに、私は「誠実」、「謙虚」、「寛容」の3つを心がけるようにしています。
(その3つとても素晴らしいと思います。私は自分を飾らない、背伸びせず、欲を出さない、そんな感じですかね)
コロナと私
- ラジオネーム「秋吉大好きM」さん(越前町)
ラツキー伊藤さん、お気楽サンデーリスナーのみなさんこんにちは。今年は何といっても、コロナの年でしたね。もうすぐ40になる私ですが、コロナのおかげで家にいる時間が長くなり、思いがけずよい習慣が身につきました。それは、「清掃」です。特に、トイレ掃除が嫌でこれまでずっと家族に任せていました。そんな私も今では、家に2か所ある「トイレ掃除」は必ず毎週自分でしています。トイレ掃除をしないと気が済まなくなっている自分がいます。これから年末大掃除の時期です。ラツキーさんは、きれい好きでも物が少ないイメージがありますが、大掃除をして、今年の汚れを落とし、気持ちの良い年を迎えていきたいですね。
(素晴らしいですねー、私には耳の痛いことです)
- ラジオネーム「二枚目半」さん(鯖江市)
コロナの感染防止にはマスクが最も効果的ということで、春から今まで、職場でも、買い物でも、食事に行っても、常にマスクです。そのマスクのおかげで朝の時間に少し余裕が出来ました。そのわけは、マスクをしていると髭剃りを毎日しなくていいからです。目元までしか見えないので多少の無精ひげがあっても誰もわかりません。今までは髭剃りが毎朝の日課でしたが最近では2日に一度か、時には3日持たせる時もあります。マスクの効用、コロナ感染防止の他にも意外な利点でした。
(マスクは感染防止のほかに、このような利点もあったのですか、納得しました)
今年買ったものは?
- ラジオネーム「マスクっ子」さん(越前市)
今年買ったものは、美顔ローラーです。今まで美容にはまったく興味がなかったのですが、このコロナ禍のマスク生活の中、久しぶりにマスクなしの自分の顔をまじまじと鏡で見たところ、「えっ、私ってこんな顔だったっけ!? なんかほうれい線も深くなったような・・・。」と愕然としました。ネットで検索すると、たしかにマスク生活で老け顔になったと悩んでいる人が多いとのこと。そこで、買っちゃいましたよ、美顔ローラー。これで、コロナ収束後も安心です(笑)
(男性にはよくわかりませんが)
- ラジオネーム「車屋」さん(越前市)
今年、新車に買い替えました。最近の車は安全装置がいろいろとついていて走っていると色んな注意メッセージがナビ画面にでたり、音がでたりします。また、色んな押しボタンもあるのですが、それが何か覚えられません。パソコンやスマホの機能が多くても使い切れないのと同じ感じです。値段も軽自動車でも200万近くになり、普通車だとさらに高い値段で驚きました。福井では車のない生活は考えられず、大きな買い物で私の貯金通帳は寂しくなりました。
(確かに車も、電化製品も、スマホも進化続いてますから、その分高いのかも)
- ラジオネーム「おっじぃ」さん(越前市)
今年の9月に 福井ふるさと茶屋「白山さんち」で「ぼっかけめし」なるものを食べてきました。 この「白山さんち」は、越前市白山地区の上杉本町にある空き家となっていた古民家を改修して令和元年6月にグランドオープンしたとても趣きのある農家レストランでした。今回いただいた「ぼっかけめし」、ご飯の上に手作り豆腐を乗せ、だし汁をかけて食べる郷土料理とのこと。ぜひ、食べてみてください。ランチメニュー「健康長寿 ぼっかけめし」、ぼっかけめしのほか、地元白山のとれたて野菜を中心とした多彩なお惣菜のついたボリューム満点のメニューでしたよ。とても美味しかったです。ごちそうさまでした。また、変わった名前「ぼっかけ」を調べてみるとこれがまた驚き、いろいろ出てきました。インターネットで ”ぼっかけ 福井” で検索してみました。「ぼっかけ」は「ぼかけ」ともいうそうで、『炊きたてのご飯に汁をかけた昔からの家庭料理』とあります。具材は地域や家庭でさまざまだそうです。ご飯に「ぶっかける」が転じて、「ぼっかけ」になったともありました。 この白山のぼっかけは豆腐をのせたシンプルなものでしたが、ごぼうやニンジンなどの根菜類に、厚揚げや糸こんにゃくを加えて柔らかくなるまで煮込んだものをご飯にかけるところもあるそうです。勝山のご当地&B級グルメ、「勝ち山ボッカケ」もその一つのようです。同じ名前なのに、地域によっていろいろ違いがあることに驚きです。
ここで質問です。
我が家で子どものころから食べているものに「こじけ」という煮物があります。厚揚げをカットしたものと、大根の千切り、竹輪などを醤油で煮込んだシンプルな煮物です。ご存知ですか? ご存知の方おられましたら、情報お願いします。
(こじけ? 私は聞いたことも見たことも、もちろん食べたこともありません。お店にもあるんですかね、情報お願いしまーす)
- ラジオネーム「きよしこの夜」さん(越前市)
ラッキーいとうさま、毎回、身近な話題をいろいろと楽しく聞いています。今、クリスマスの夜なのですが、我が家にはサンタから任天堂スイッチが届き、目の前では小学3年生の娘が早速「集まれ動物の森」で遊んでいます。今年の流行語にもなった、あの「あつもり」です。「あつもり」と言えば、丹南広域組合が「たんなん島支所」をゲーム内に開設して全国初のバーチャルプロモーション!の話題を新聞で見ましたが、子どものおかげで実際に訪問できそうです。コロナの状況もあり、ネットを使った丹南さんのアイデアに拍手です。
年末年始の出来事
- ラジオネーム「とある山のふもとの住人」さん(越前市)
年の瀬になり、お正月やその準備の話題も職場の中で出てくるようになりました。年末の大掃除、子どもたちへのお年玉、元日のお雑煮の話などなど。お昼休みに職場の仲間と楽しく話していたところ、30代の若者の言葉に、驚きとギャップ、を感じてしまいました。その時の30代の若者Мくんとの会話。
私「お正月も近くなってきたなあ」
M「お正月の朝といえば、お雑煮ですよね」
私「いいねえ、お餅は大好きや、たくさん食べたい」
M「お餅は何個くらい買うんですか?」
私「うちは、餅つきするよ」
M「すごいですね」
私「お雑煮用のお餅と、鏡餅用のお餅を結構な数つくよ」
M「え? 鏡餅って、あの雪だるまみたいなやつですか?」
このMの言葉のあと、餅つきの話題は続かず、私の職場は驚きといろんなギャップ
でしばらく静まりかえりました。若者Mは、まちの子で、お店で売っている鏡餅、雪だるまのような形のケースに入った鏡餅しか知らず、丸くしたお餅を重ねて飾る鏡餅のことを知らなかったのです。これは、年齢のギャップ? 住む地域によるギャップ?50代の私が、日本の伝統文化は今後どうなっていくのか、不安を覚えたひと時でした。皆さんの職場の若者はどうですか? ちなみに我が家では、我が家でつくったもち米を、杵と臼でついています。
(杵と臼で餅つきするお宅はもう殆どないかもしれませんね。粘りもおいしさも
格別で羨ましいです。我が家は電動餅つき器で少しだけついています)
- ラジオネーム「お餅問答」さん(越前町)
お正月の楽しみはお餅(お雑煮・焼餅)です。先日、職場の仲間の話の中で、お雑煮の味付けや具材の違いで盛り上がりました。ちなみに、白みそベースのご家庭が多かったです。先輩の中には、「餅は飲み物だ」と豪語する方もいて、お雑煮は1回に6個、スルッと食べるとのことでした。余計なお世話ですが、喉を詰まらせないか、とても心配になりました…
(本当ですか、6個のお持ちの大きさはどのくらいでしょうか、私は白玉6個でも無理です。みなさん、マネしないほうがいいかもです)
- ラジオネーム「雪ん子」さん(越前市)
今を去ること数十年前!?、私がまだ小学校低学年のころ、大雪が降り、停電になりました。昔は、今と違い、停電になるとなかなか復旧しなかったものです。その年は、特に大雪で、数日間復旧しなかった記憶があります。ろうそくの灯りのもと、豆炭炬燵と灯油ストーブで、暖を取りながら、父親がアレンジして話してくれる日本昔ばなしで大笑いして、楽しかった記憶があります。ただ、このまま停電が続いたら、お正月に楽しみにしているテレビ番組「新春かくし芸大会」が見られないのはいやだな~と思っていましたね。今からはとても考えられませんが、なんだかほのぼのする思い出です。
(確かに停電も多かったですね。もうすぐに灯くかな?と待っていた時間が微妙な時間でした。「新春かくし芸大会」今では懐かしい番組です。たくさんのスターが出ていましたね)
- ラジオネーム「筆不精」さん(越前市)
毎年、年賀状に悩んでいます。それは、昨年に、こちらからは出さなかったけど相手からは送られてきた人や、こちらからは出したけど相手からは正月も過ぎて後から届いた人への対応です。本当はもう何年も会っていないし、お付き合いもないので、年賀状もやめようかなと思って出さなかったのに相手から先に届くと返事を出さないのは失礼かなと思って出しています。こちらが出しても向こうから来なかった人には、今年はこちらから出さないでおこうかな?と思うのですが、そうすると今年は向こうから来たりしますよね。一方で毎日、職場で会っているのに年賀状も出すパターンもあります。年賀状のお付き合い、毎年12月の悩みです。皆さんはどうしていますかー。
(その気持ち、まったく同感です、年賀状そのものをやめるのも難しいですし)
ゲストは「福井PRモデル」の岡崎星さん
関西・東京でのモデル経験いかして、故郷PR映像を制作し発信
「Echizen ~巡~」「Echizen ~装~」「Echizen ~廻~」など3本を制作
11月22日の「ラッキーいとうのお気楽サンデー」は、ゲストに福井PRモデルとして活躍中の岡崎星さんをゲストに迎え、関西や東京でのモデル活動をいかして越前市や福井県のPR映像を制作し発信している活動や、勤務先である越前市の職員としての仕事との関係などをお伺いしました。また、番組後半では「2020今年の流行語大賞」で一年を振り返りました。
勤務先は「越前市にぎわいづくり課」たけふ菊人形などを担当
地元の歴史文化、自然景観などの映像、YouTubeで全国から注目
福井の良さをPRして若者をいっぱい福井に呼びたい
地元の団体や企業からもモデルとしての要望が増えている
仲間を募って「モデル課」つくり、楽しい活動で色んなPRをしたい
岡崎星さんからは主に下記のようなお話をお聞きしました。
- モデル活動は関西で大学生活を送っていた頃から始めた。大学卒業後は敦賀で教職に就いたこともあったが、上京して事務所に所属しながらモデル活動を再開し、ファッション雑誌や2014年東京ドームでの東京ボーイズコレクション出場も経験した。華やかなスポットを浴びての体験は貴重な思い出でもある。
- モデルは華やかなイメージの仕事ではあるが、現実には財政面で厳しくアルバイトなども多かった。そんな中、家族からの知らせで越前市役所の採用試験があると聞いて受験した。2016年に入庁し現在は越前市にぎわいづくり課に所属して菊人形や花火などの仕事に関わっている。
- 福井PRモデルとしての活動は、市役所で観光課の仕事にかかわった際、モデルとしての体験を生かしながら越前市や福井の魅力をもっとPRできないかと思った。写真家の方と知り合う中で、これまでに「Echizen~巡~」「Echizen~装~」「Echizen~廻~」の3本の映像を制作しYouTubeで発信している。大滝神社、陽願寺などでのロケや自然環境、伝統産業、街なかの風景なども含めた映像に仕上げている。
- 市職員としての仕事の中に、自分の趣味であるモデル活動が少しでも活かせられることは嬉しい。最初は職場の反応も「何してるの?」という雰囲気もあったが今では理解もされて応援してもらっている。また仕事の中で他の課からのモデル依頼も受けるようになった。
- さらに最近では、市内の団体や企業からもモデルの依頼があり、市職員として地元の商業や観光面で幅広い協力や応援ができたらと思っている。また地産地消の農家レストランのPRモデルの依頼もあり楽しみにしている。
- 今後やりたいこととしては、鯖江市の「JK課」を上回るような活動を展開できる「モデル課」を仲間を募ってつくり、楽しく面白い活動で地元や福井を一味違う色んなPRスタイルで盛り上げ、多くの人を呼び込みたい。
岡崎星さんの福井PRモデルの映像は、YouTubeで「岡崎星 越前市」で検索すれば見られます。どうぞご覧ください。
絵本でまちおこし 宗田さん、昨春から2冊発行
ゲストは、越前市地域おこし協力隊の宗田光一さん
「絵本でまちおこし」の越前市に心惹かれ協力隊に公募
地元の伝説をもとに「めおと鬼」「風の琴姫」を発行
福井の、やさしい心、地元の情景、絵本で伝えたい
10月25日の「ラッキーいとうのお気楽サンデー」はゲストに越前市地域おこし協力隊の宗田光一さんを迎えました。「絵本でまちおこし」という越前市の取り組みに惹かれて、昨春から精力的に活動し、すでに二冊の絵本を完成された活動などをお伺いしました。また、後半には現在「日刊県民福井」で毎週金曜日に連載されている「福井こころの旅」のお話などを紹介していただきました。
クラウドファンディングでの支援や、越前和紙の活用など心に残る
「めおと鬼」吉崎 嫁おどしの面を素材に福井人のやさしい心がヒント
「風の琴姫」粟田部花筐公園に伝わる悲恋と郷土愛の物語
宗田光一さんからは主に下記のようなお話が紹介されました。
- 出身は北海道で、東京でサラリーマン生活も経験したのちに、30年近く画家、芸術家としての道を歩み、昨年春に「絵本でまちおこし」という珍しい形での協力隊を募集している越前市に惹かれて移住してきた。
- 来てみて「かこさとし」「いわさきちひろ」の誕生の地として、絵本館や、公園、生家などが、越前市のまちづくりとして展開されていることに感動した。紫式部がこの地で暮らしたことも銅像を見て知った。古い歴史に加えて、みんなが温かく知的な人たちが多いというイメージを持っている。
- これまでに「めおと鬼」「風の琴姫」の二冊を発行した。「めおと鬼」は、吉崎の肉付きの面と嫁おどしの話を素材とした。両親を亡くした子どもを育てるやさしい鬼夫婦と、育てられたこどもが後に最澄として地元に根差して成長する姿をイメージとして描いた。牙のある動物はやさしいという古生物学者の話も聞いている。
- 「風の琴姫」は越前市の花筐公園に由来の案内板もある悲恋と郷土愛の伝説を素材として描いた。箏の名手の地元の姫と都から訪れた笛の名手の皇子が恋をするが、地元を愛する姫が都にはついていけず別れてしまうという物語で、今もその姫が奏でる琴の音が花筐公園の季節の風になっているようなというイメージです。
- 「めおと鬼」は、来て間もない時だったのでクラウドファンディングで85万円を目標としたが、100万円の寄付をいただき有難かった。「風の琴姫」は越前市の多大な財政支援の中で発行できた。二冊の絵本は、越前市内の小中学校や保育園、公民館、図書館などをはじめ、県内の保育所などに届けられ、読み聞かせなどで活用されている。
- 「めおと鬼」では越前和紙を活用したが、柔らかい色あいと、やさしい手触りが創作絵本にふさわしいものとして印象的だった。これからの目標としては、「数の不思議」という絵本をぜひ作りたいと考えている。
「福井こころ旅」日刊県民福井で毎週金曜日に連載中
福井の主要観光地や、文化と歴史 一年間55回の企画
エッセー 挿絵 動画 それぞれに深みと趣きが好評
番組の後半では、現在、日刊県民福井で連載中の「福井こころ旅」についてもお話を伺いました。主に下記のようなことが紹介されました。
- 今年の7月から「日刊県民福井」に、エッセーと挿絵、それに動画も含めた「福井こころ旅」を連載しているが、これは毎週金曜日に掲載され、年間55回の企画として進行している。
- この企画は、知り合いの記者の方に自分から提案して企画を持ち込み、社内検討のうえで認められて始まった。毎週ということでなかなか大変であるが、色んな観光地や、福井の文化と歴史に深く触れ合えるので楽しい。
- 取り組みとしては、その場所を訪れ、まずは動画撮影をしたのちに、エッセーや挿絵という作業をしている。季節や天候、連載時期なども考慮しながら進めている。
- 越前市の味真野、大滝神社、猫寺など地元の場所も多く紹介している。また福井県内では三方五湖や和田海岸など本当に絶景と言えるもので素晴らしいと思った。もっともっと全国の人に知ってほしいと思う。
- このシリーズの原画を多くの方にみてもらう展示会の企画も勧められているのでぜひ実現したい。また連載の内容は新聞で、動画はYouTubeにも載せているので検索してみてほしい。
最後に宗田さんは「福井は本当に素晴らしいものがいっぱいある。自信をもって発信してほしい。そして、県外の大学に行っている若者たちはぜひ戻ってきて地元の福井を盛り上げてほしい」と結ばれました。
陶芸「風来窯」の大屋さん、食器や動物など温かい作品
宮崎陶芸村の開村第一号、両親が「風来窯」として入村
越前焼は「日本六古窯」の一つ、平成29年に日本遺産に認定
予測できぬ、薪窯での「窯変」、釉薬の化学反応が楽しみ
9月27日の「ラッキーいとうのお気楽サンデーは」ゲストに越前町宮崎陶芸村の「風来窯」の陶芸作家「大屋宇一郎」さんを迎えて放送されました。大屋さんからは越前焼の特徴や陶芸作品が出来上がるまでの流れ、大屋さんの陶芸に対する思いと楽しさ、主な作品などが語られました。
作品の中に自分がいてホッ!とできる安心感の感覚、その時が最も楽しい
手作りが好きなので、温かい雰囲気の使いやすい作品を作っていきたい
作品は「薪窯」と「電気窯」でつくり、それぞれの味がある
10月10日と11日に「風来窯」の工房見学
大屋さんからは主に次のような内容が語られました。
- 風来窯という名前は両親が全国の焼き物の地を旅している中で、網走のある博物館の館長さんと話をしていて「風来窯」としたらどうかと言われて決めたらしい。
- 陶芸村が1969年に開村する際に陶芸家を募集し、両親が第一号として入村し「風来窯」を開いた。宮崎村近辺には焼き物にふさわしい多くの陶土があった。
- 越前焼は、平安時代からの歴史があり、土に鉄分が多く耐火度が高い。平成29年に日本六古窯として日本遺産認定も受けている。(瀬戸、常滑、信楽、丹波、備前、越前)
- 土は宮崎や織田などで採土し組合で一括して保存などしている。採土してすぐに使うのではなく一か月程度は土を寝かす。そのあとに土をこねて成型を始める。
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焼く流れとしては、作品の形に成型していくロクロ回しや削りの作業で成型したのちに最初は800℃で素焼きをする。その後に釉薬をかけて1230~1250℃程度で再び焼いている。
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釉薬は色んなものがあるが、出来るだけ、自然の土、石、木の灰など天然の物を使っている。その中に含まれる元素が窯の中で思いがけぬ化学反応を起こし想像外の色や流れ模様などが出来るので楽しい。「窯変」と呼んでいる。
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主な作品としては、好きな動物や、ごはん茶碗や食皿などの食器類が多い。越前焼は重いという印象が強かったが工夫の中で軽い食器もできている。毎日使うごはん茶碗は製品の重さだけでなく実際にご飯を盛った重さも考えて作っている。
- 動物ではよく知られている十二支の土鈴や、キリン、北極熊など自分が作ってみたいなあーと思う動物を色々と作っている。
- 焼く窯は「薪窯」と「電気窯」を使っているが、予測できない変化がある面白さは「薪窯」が多い、「電気窯」も電気窯にしか出せない色もある。
- 作品を作る際には、デザイン、サイズ、重さ、そして使いやすさを最初に考え、魅力的なものにしたいと心がけている。蹴りロクロなど手作りだと自分の息遣いが感じられる。作品が出来上がって眺めたとき、その中に自分がいるような安心感やホッとする感覚を得られることが最も嬉しい時かなと思う。
- 生活用品は暮らしの用途にピントを合わせて作る、芸術作品というかアートは自分の作りたいものや作りたいことに焦点を合わせて作る。その境目とかバランスはクッキリしたものではなく、その混ざっているところが工芸の面白さと感じている。
- 作品の価格は費やした仕事の量、燃料代などのコスト、そしてお客さんに買ってもらえる世間的相場などを考えているが現実的には高いと思われる場合も多く厳しい面がある。越前漆器などの場合も、ある調査では職人さんの時給は300-400円程度にしかならず、それでは後継者もできにくいとの話も聞いたことがある。伝統工芸の多くがその点の苦労をしているのではないかと思う。
- これからも、手作りが好きなので、日常生活の中で使ってもらえ、その場が暖かくなる雰囲気の作品や心が豊かになる物をつくっていきたい。食器などの注文もお店からいただくこともある。そして地域で顔の見える関係が広がっていくといいなあと思う。
- 地域の人たちと一緒に楽しむワークショップも行っている。自分も楽しいし参加者にも喜んでもらっている。今後もロクロ蹴り回しなどのワークショップを開きたいと思っているので参加してほしい。
- 来る10月10日と11日には「風来窯」で工房見学を行う。またワークショップの募集も行い後日の開催を予定している。この催しは「Re:RENEW2020」の一つとして開催されるが、越前を代表する「漆器、和紙、刃物、箪笥、焼き物、眼鏡、繊維」など地元75社が参加しているので、ぜひ楽しんでほしい。詳細は下記のWEBページで紹介されている。
https://renew-fukui.com/
日本文化を支える「和金物」小澤さんがゲスト
小澤金物店は「国の登録有形文化財」答申の古民家
「和金物」は「伝統と和の空間」を彩る
手間と仕事の積み重ねが、建具・家具・建造物などを活かす
8月23日の「ラツキーいとうのお気楽サンデー」は、ゲストに越前市の小澤金物店、店主の小澤史郎さんを迎え、日本の伝統建築や家具などに活用されている「和金物」についてのお話を中心に放送されました。
寺社、和風建築など、最後の仕上げに関わる和金物の位置づけは重い
「数寄屋」好きな素材、各職人の仕事の手間を数多く寄せているもの
木材、壁、和紙、家財、建具、指物、道具、金物など生きてこそ空間の美
小澤さんからは主に下記のようなお話が紹介されました。
- 越前市生まれで京都の大学を卒業したあと、京都の老舗の金物屋に就職をして学ぶ中で、自分でも好きなこと、意義ある仕事をしたいと考えた。越前市では2016年から営業を始め、2017年から現在の店舗を構えている。
- 現在の店舗は昭和6年建築で、2020年7月には国の文化審議会が店舗兼主屋を国の登録有形文化財とするよう文部科学大臣に答申した、古民家で趣のある建物。和金物を扱うにはぴったりの雰囲気が漂い、生活の場としても、和金物のショールームとしても十分に活用できている。
- 和金物が主に使われているのは、箪笥、襖、指物、建具など身近な生活の場もあれば、伝統建造物の寺社仏閣、橋、城の門など、和風建築の所でも数多くの物が使われ、実用的な面とともに飾りや美装飾としても活用されている。和室に使われる「和釘」一つにしても数種類あり、床の間や茶室など特別の物もある。壁も古来からの作り方ですれば部屋の雰囲気も大きく変わり、壁は一度塗ったらずっと独特の色合いを保っていくもので安易には触ってはいけないもの。
- いずれの場合も「その製品が仕事されているか、手がかかっているか」など、作る人、関わる人の手間の積み重ねがすごく重要だと思っている。
- モノづくりには「素材」がとても大事であり、和金物でも「銀」「銅」「真鍮」などで作り方も見え方も随分違ってくる。そのお客様の要望に応えるために工夫研究が必要だと考えている。例えば「四分一」と言われる「銀が4分3、銅が4分1」の割合で作る物もある。
- 小澤金物店としては、ほとんど県外からの注文であり、インターネットや学会の専門誌での紹介を参考にしての引き合いが多い。制作にあたっては、オリジナルの金物を作るために現地に出向くこともある。昨年の皇居での「大嘗祭」関係の所でも納めさせていただいた。
- 新しい製品はもちろん、古い金物のリニューアルを注文されることもある。そんな場合は古色を出すための取り組みを求めらる。お客様の喜びの声を聞くのが仕事の活力になっている。
- 個人的には、襖の引手のコレクションを行っていて、多くの方に見ていただいたり今後の仕事面にも活かせたらいいなと思っている。
越前市「アマビコとはやり病」展 8月23日まで延長
武生公会堂記念館「アマビコとはやり病」企画展 好評!!
江戸時代「越前府中」金森家文書に「アマビコ」発見
府中藩校の教授「コレラ」で死亡の記録も残る
7月26日の「ラッキーいとうのお気楽サンデー」は、ゲストに越前市文化課の奥谷博之さんを迎えて、越前市の武生公会堂記念館で開催中の「アマビコとはやり病」緊急企画展の内容などをお伺いしました。
最近の新型コロナウィルス感染急増の中で注目を集めている「アマビコ」と、過去に猛威をふるった「天然痘」「コレラ」が昔の越前府中でどのような関りがあったのかなど、企画展示の内容を中心に深いお話でした。
他には、新幹線の新駅名や、将棋の藤井聡太棋聖さんがつけていた福井産のマスクの話題がラツキーいとうから紹介されました。
なお、今回はスタジオの中にアクリル板を設置するなどの飛沫防止対策をしました。
「アマビコ」が出た! 「金森家」の「雑書留」に描かれていた
江戸に出回っていた「あま彦」の絵を書き写したものと推定
「アマビコ」と「アマビエ」同じか?別か? いずれも三本足妖怪?
会場では自分で描く「アマビコ」缶バッジも子供たちに大人気
奥谷さんからは主に下記のようなお話が紹介されました。
- 今回の企画は新型コロナウイルスの話題と関連して、越前市に残る金森家の「雑書留」の中に「アマビコ」が描かれていることがわかり、江戸時代より、難を逃れることが出来るとアマビコと言われていたことから緊急企画として開催した。
- 最近、ネットなどで話題になっている「アマビエ」のルーツは「アマビコ」ではないかとも言われている。全国で描かれているアマビコの姿は、毛むくじゃらの猿のような姿や、長い髪をした人魚のような姿や、今回の企画展で紹介している姿など幾つかあるが、同じ3本足で熊本の有明海から現れたと記録されている。現れた所と3本足の3という数字が共通している。
- 今回の「新型コロナウイルス」も感染症だが、昔からの「天然痘」や「コレラ」についても多くの人が亡くなっており、今回の企画は、それらと当地域の関係にも焦点を当てている。
- 「天然痘」は、古くは古代エジプトのミイラからも発見されているが、日本でも仏教の伝来と共に入ってきたと伝えられ、奈良の大仏建立や、何回もの改元など天然痘からの治癒祈願などが行われていた。
- 江戸時代には、福井藩が天然痘の「痘種」の輸入許可を幕府から得たが、京都から越前藩には笠原良策(白翁)が運び、府中の3人の町医者に伝えたと記録されている。
- 天然痘は「疱瘡」とも呼ばれていたが、この地域では湯尾峠に疱瘡神を祀る社があり、そこの茶屋では「孫嫡子」と呼ばれる護符も売られ、松尾芭蕉の俳句や伊原西鶴の物語でも紹介されている。今回の企画でもお札が展示されているのでぜひ見てほしい。
- 疱瘡神は「赤色」を好むとか、嫌がるとの伝承があり、それと関連して民芸品の「赤べこ」「だるま」「さるぼぼ」などが疫病から子どもや人々を守る物として作られたとする説がある。
- 今回の企画では、府中でも安政6年に「コレラ」が流行し、藩校の有名な教授たちが亡くなったと記録も展示されている。コレラは主に不衛生な水などによって発生し伝染したが、罹患すると3日で亡くなるとも言われ「コロリ病」として全国で恐れられていた。
- 今回の企画展は6月から始まり、7月26日に終了の予定だったが、好評ということで8月23日までの延長が決まった。この機会に大人も子供たちも疫病の怖さや予防の大切さを学び、越前国府、府中と呼ばれてきた地域の歴史にも触れてほしい。
- 企画展の会場では自分で描いた「アマビコ」を缶バッジとして作って持ち帰れるコーナも人気がある。バッジ作成も企画展も無料。越前市中央図書館では「アマビエ」の特製しおりなどの関連企画も開催している。
新幹線 新駅名「越前武生」「新武生」など、越前市が8月にJRへ候補6案を提出
将棋の「藤井翔太棋聖」着用マスク 生産は坂井の小杉織物 販売は武生の「越前屋」
その他の話題では、ラッキーいとうの新聞拾い読みとして、7月22日の新聞記事だった北陸新幹線の新駅名候補として越前市が選定委員会から示された「越前武生」「新武生」など6案をJR西日本に提出することが紹介されました。
その中では他の新幹線駅名として「岐阜羽島」「三河安城」など昔からの国名と具体的な地域名の組み合わせの例と、「新横浜」「新大阪」「新高岡」など隣接の駅名に新をつけた例などが語られました。なお、6案では投票の多い順では、越前武生、新武生、越前、南越、南越たけふ、越前国府と選定委員会が報告しています。
もう一つの話題では、7月16日に「棋聖」となった藤井聡太さんが対局の際にしていたマスクが坂井市の小杉織物で作られた物との記事を紹介。ラッキーいとうが、そのマスクをインターネットで購入したと現物を見せながら、販売者は越前市蓬莱町に店舗を構える「越前屋」だったと報告しスタッフ一同驚いていました。藤井聡太棋聖と越前市の思いがけぬ関係でした。